■[横手の伝統食編]きゅうりもみ(冷や汁)
火を使わず簡単に調理できる『きゅうりもみ』。汗で失われがちな塩分を補給でき、キュウリには体の熱を下げる作用も期待できます。食の進まない夏場を乗り切るための知恵と工夫を凝らした一品です。
▽材料(4人分)
水…800ミリリットル
みそ…100グラム
キュウリ…小1本
青シソ…2~3枚
塩…少々
▽作り方
(1) 分量の水にみそを溶かす。
(2) キュウリを薄くスライスし、塩でもんでおく。しんなりしたら、さっと洗い流して水気を絞る。
(3) 青シソをみじん切りにする。
(4) (1)のみそ汁に(2)(3)を入れ、お好みで氷を浮かべて完成。
▽調理のポイント
キュウリの食感を生かしたい方には、スライスしたキュウリを塩でもまずにそのままみそ汁に入れるのがおすすめです。そうすることで、キュウリに含まれるビタミンCなどの水溶性のビタミンも逃がさずに摂取することができますよ。
また、氷を入れて少し休めてから食べると、味や温度がなじんでより一層おいしく感じられます。
(レシピ紹介:佐藤みえ子さん)
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