■増田の朝市(増田地域) 昭和50年代
上の写真は、昭和50年代に撮影された『増田の朝市』です。道の両脇には衣料品や花きなどを販売する店舗が所狭しと並び、たくさんの人でにぎわっている様子が伺えます。
増田の朝市は寛永20年(1643年)に始まったといわれています。またその開催日について、江戸時代後期の紀行家・菅江真澄が記した『雪の出羽路』には「市肆古(イチビムカシ)は三七ノ日に立(タテ)しが、今は二五九に定(サダマ)れり」と残されており、初期は3と7の付く日に開かれていた朝市が、この頃には現在と同じ2・5・9の付く日に開催されていたことが分かります。
年々店舗数が減っているものの、朝市には今もなお地物野菜や和菓子など多岐に渡る商品が並び、地元客の憩いの場となっています。
※写真など詳細は、本紙またはPDF版19ページをご覧ください。
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