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■横手高校 編
文芸部(男子5人 女子8人)
部員一人一人の自由を尊重し、小説や詩歌の創作活動を行う横手高校文芸部。部員全員で編集した部誌『美入野(みいりの)文学』は、昨年、現代詩を掲載する専門誌で高評価を得ました。今回の記事は前部長で3年生の鶴田琉太郎(りゅうたろう)さんに作成をお願いし、新部長で2年生の高橋伶央(れお)さん、部員で2年生の猿橋大知(だいち)さん、1年生の丹耀(たんあかり)さんに校正作業を協力してもらいました。
部活動といえども、基本的には自分の作品と一人で向き合う時間がメインの活動です。人によって小説であったり俳句であったり、作品は違っていても執筆活動としては同じです。外的な社会環境や自分の内的な部分と向き合い、言葉を紡(つむ)いで、何度も推敲(すいこう)してという繰り返しのため、修行のようでもあります。単語一つの是非に長い間悩むこともあれば、部員みんなで詩や俳句を詠(よ)み合って批評し合うこともあり、新しい知見や突飛(とっぴ)な解釈との出合いもあります。例年、全国大会の代表として選出される部員もいますが、結果を熱血的に希求(ききゅう)することだけを目的とはしていません。私たちは『書きたいものを書く』を一つのモットーに活動しています。各々求めるものが大会の結果でも、自己慰安(いあん)でも、部全体としては部員一人一人の創作活動を尊重したいという考え方を継承してきました。寛大さのある横手高校文芸部の伝統を受け継いでいきたいと思います。
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