■那珂(なか)市・横手市友好都市提携20周年記念式典
ともに歩んで20年、今後の友好を誓う
茨城県那珂市と当市との友好都市提携20周年を記念した式典が10月12日、那珂市の『ふれあいセンターすがや』で行われ、両市から商工観光・教育・農業関係団体などこれまで交流のあった方々約110人が出席しました。
那珂市とのお付き合いは、約420年前に常陸(ひたち)の国の戦国大名・佐竹氏が秋田へ移封した際に、重臣の戸村(とむら)氏がともに移住し横手城代をつとめたという歴史的なつながりから始まっています。平成16年10月22日に旧那珂町と旧横手市が友好都市の盟約を結び、それが市町村合併後も引き継がれ、これまで産業・観光・教育・文化・スポーツなどさまざまな分野において交流を行ってきました。
式典のオープニングでは、那珂市文化協会声楽部会の皆さんが両市の市民歌を斉唱。続いて那珂市の先﨑(まっさき)市長が「両市の交流と協力を一層推進し、共に成長し続けたい」と式辞を述べ、髙橋市長が「両市がさらに大きく飛躍できるよう交流の輪を広げたい」とあいさつしました。その後、これまでの交流の歩みを振り返るスライドショーの上映を行い、両市長による『友好の誓い』への署名、記念樹の交換などを実施。エンディングでは那珂市の瓜連(うりづら)おはやし保存会が演奏する『四匹の狐』が会場を盛り上げました。参加者の皆さんは式典を通じ、これまで培ってきた交流を継続するとともに、この絆をより強固なものにすることを誓い合いました。
なお、20周年を記念した友好の証しとして那珂市からは八重桜(やえざくら)『イチヨウ』の苗木と伝統工芸品の『倭文織(しずおり)』が贈られ、当市からは枝垂桜(しだれざくら)の苗木と『浅舞絞り』を贈呈しました。八重桜は大森リゾート村に植樹し、倭文織は市役所本庁舎1階に展示する予定ですので、ぜひご覧ください。
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