■雄物川民家苑 木戸五郎兵衛村(雄物川地域)
平成5年(1993年)
上の写真は、雄物川民家苑木戸五郎兵衛村(きどごろうべえむら)のひとつ『旧近野(こんの)家住宅』の復元工事が平成5年12月に完了した際の写真です。この民家は江戸時代中期に建てられたと伝承され、羽後町から移築した木造平屋の建物です。
旧雄物川町では『時代とともに消えつつある茅葺(かやぶき)屋根の民家を保存し、先祖の暮らしぶりを後世に伝える』という目的で、平成2年度から4つの民家の移築と復元工事を行い、当施設が完成。平成18年4月1日には、市指定有形文化財に認定されました。
毎年2月には、かまくらが作られ幻想的な風景となる当施設。郷土の先人たちに思いを馳(は)せながら訪れてみるのはいかがでしょうか。
・現在の『旧近野家住宅』。他にも『旧寺田家住宅』、『旧佐藤家住宅』、『旧黒石家住宅』があり、明治~大正時代の建築とされる。
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