11月11日、市内7中学校の代表生徒が市の現状を把握し、課題を踏まえた政策提案を行い、それに対して市が答弁をしました。
Y8(ワイエイト)サミット・創快(そうかい)とは…
Y8サミットの『Y』はYOKOTE(よこて)、『8』は市内の中学生が生活する8地域を表し、『創快』とは快適な学校生活を創造することを目指した、市内中学校生徒会の協働・連携により作られた合言葉です
■十文字中学校 人口増加の決め手は仕事!横手市地域おこし協力隊の活用を
提案:横手市の人口減少を解消するため、地域おこし協力隊の受託企業の設立や、移住者専用コミュニティなどの組織づくりに取り組む『横手に住もう‼プロジェクト』を提案します。
答弁:地域おこし協力隊は、地域協力活動をしたいと移住した大切な横手市民であり、任期後も定住してほしいと考えています。また、移住者に限定せず活性化につながるコミュニティづくりも検討していきます。
■横手明峰中学校 若者への情報発信を強化し、市報や公式SNSの認知度向上を
提案:多くの媒体から横手市の情報が発信されていることを広く知ってもらうため、公共施設などへ公式SNSの二次元コードの掲示と、市報を読む機会をつくるため、学校で『市報の日』を設けることを提案します。
答弁:SNS認知度向上にむけて二次元コードの掲示施設の選定を進めます。また、今回の提案は市報見直しの参考とし、『市報の日』については、授業で読む機会を設けることができるよう検討していきます。
■平鹿中学校 『中学生市(いち)』の実施や無人駅へ『YOKOTE自販機』の設置を
提案:主な交通手段が車である横手市において、他地域からの窓口である駅を拠点としたイベントを開催することで、老若男女問わず市民がにぎわうまちになるのではないでしょうか。
答弁:中学生自ら企画販売するイベントの開催は、市の活性化につながることと期待できます。特産物自動販売機の設置は、無人駅では集客が困難なため、一定の利用が見込まれる施設への設置を検討していきます。
■横手南中学校 食とスポーツの祭典『横手スポ食フェス』の開催でにぎわいを
提案:十文字陸上競技場と十文字野球場を会場に、幅広い層をターゲットとした『横手スポ食フェス』を提案します。食文化とスポーツをリンクさせたイベントに親しみを感じて参加を促進できるのではないでしょうか。
答弁:両会場ともに他競技の一時的な活用が可能ですが、競技施設としての機能に支障を及ぼさない配慮が必要です。整備が進む新横手体育館を含め各施設の特徴を生かしたイベント開催につながるよう努めていきます。
■横手北中学校 横手の食を体験し、その魅力を発信!横手愛を深める取り組みを
提案:横手の食の魅力を知り、横手愛にあふれた活気あるまちになるよう、横手の食文化を体験できる食べ歩きスタンプラリー『めぐスポ in Yokote』の開催と食べ歩きコースの設定を提案します。
答弁:スタンプラリーの実現はすぐには難しいですが、多くの人に横手の食を知ってもらい、横手愛を育んでもらいたいという思いは同じです。皆さんが横手の広告塔として活躍していただくことを期待しています。
■横手清陵学院中学校 横手市の魅力を動画でアピールし、観光客増加を目指す
提案:横手市がアピールしたい観光地や絶景スポット、イベント、祭りなどをインパクトのある短い動画にして、横手の公式SNSに投稿。若者から情報発信の輪を広げる取り組みを提案します。
答弁:皆さん自身で動画制作が実現可能であるならば、SNSに投稿する仕組みを市が準備します。市内各中学校が協力してPR動画を作成するなど、10代の斬新な感覚で横手を世界に発信していただきたいです。
■増田中学校 『好き』を応援するイベントの開催で市の魅力発信を強化
提案:若者の発信力に注目し、ポップカルチャーをテーマにしたイベント『よこてポプカルフェス』の開催を提案します。イベントを支えるスタッフとして『はい、チーズ応援隊』の協力を中高生に呼びかけます。
答弁:来年、市制施行20周年を迎えます。この記念イベントの実行委員としてY8の皆さんが参加し、若手市職員らと共に立案していただきたいです。若者が主役となるY8提案を盛り込んだイベントを創り上げましょう。
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