■[横手の伝統食編]とろろ汁
寒くなってきたこの時季、ストーブの上で温めたみそ汁に、ふんわりとした長芋(とろろ)を乗せて食べた時の食感が何とも言えません。身も心も温まる一杯です。
▽材料(4人分)
干しシイタケ…適量
だし昆布…適量
豆腐…200グラム
水(だし汁用)…適量
みそ…90グラム
長芋…300グラム
塩…少々
薬味(セリ)…少々
▽作り方
(1) 干しシイタケとだし昆布を水で戻しておく。
(2) 豆腐は幅5ミリメートル、長さ5センチメートル程度の拍子木切りにする。
(3) 戻した干しシイタケを薄切りにする。
(4) (1)の戻し汁に水を加えて800ミリリットルのだし汁を作り、(3)を加える。
(5) (4)を火にかけ、煮立ったら豆腐とみそを溶かし入れ火を止めるか、弱火で保温する。
(6) 長芋の皮をむいてすり鉢ですりおろし、とろろをつくる。とろろはふんわりするまですりこぎですり、塩を加え混ぜ合わせる。
(7) (5)をお椀に盛り付け、(6)のとろろを加えてから薬味を添えて完成。
▽調理のポイント
みそ汁はみそを加えた後に煮立たせないことで、みそやこうじの香りを生かすことができます。長芋はすり終わった時に、少量の塩を加えて混ぜ合わせることで、とろろの『ふわっと』した食感が楽しめます。盛り付けの際に今回はセリを添えましたが、お好みで薬味を添えてみてください。
(レシピ紹介 佐藤みえ子さん)
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