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秋田県横手市

■歴史好き市長のつぶやき〈第99回〉
横手市長 髙橋大

令和6年度当初予算に少子化対策の新たな取り組みとして『若者交流促進事業』と『若者出会い応援事業』、『第3子以降の学校給食費の無償化』を計上しました。少子化の克服に一石を投じたいと考えたものです。今年度は結婚するために必要な出会いの部分と出会った後の交際の応援を重点取り組みとしており、若者が横手で夢や希望を叶え、横手の将来を支える人材になることを強く願います。
さて、4月といえば桜の季節ですね。『日本さくら名所100選』に選定された真人(まと)公園の桜は横手の桜の名所の一つです。現在約2千本の桜があり、その基礎をつくったのは大正初期に自身の名前にちなみ600本の桜を植えた10代目佐藤又六氏です。私財を投じて植え、管理も行い大変だったと思います。真人公園に限らず、先人たちがそこに暮らす人の心を豊かにするために桜を植えた恩恵で、私たちは毎年楽しませてもらっています。
3月1日、道路関係でうれしいニュースがありました。秋田自動車道横手北スマートインターチェンジ(IC)と大曲IC間が、4車線化候補箇所に選定されました。現在、北上西ICから横手IC間で4車線化工事が進んでいます。産業や観光の振興に大きく寄与するもので、こちらも大きな花が咲きそうです。

真人公園の桜…真人公園の脇を流れる沢の上流には、義経が欲しがった桜の枝を弁慶が折って差し出したところ、翁(おきな)に変身した桜の神に叱られ、銭三貫で許しを請うたという三貫桜(さんがんざくら)(銭かけ桜)がある。

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