■食品の家庭備蓄~ローリングストック~
昭和58年5月26日に発生した日本海中部地震の後、この日は『県民防災の日』に定められました。皆さんは、防災のための備えはできていますか?今回は、日常の一部として無理なく備蓄する方法、『ローリングストック』を紹介します。
ローリングストックとは、普段の食品を少し多めに買い置きし、賞味期限の早いものから消費し、その分を買い足すことで常に一定量の食品が家庭内に備蓄されている状態を保つ方法です。レトルト食品や缶詰、日持ちする野菜などもローリングストックに適しています。そして、水はどの家庭でも必要です。一人当たり1日3リットルを目安に備蓄しておきましょう。ローリングストックは日常の食品を災害時にも活用するため、飲料水やカセットコンロなどの熱源があれば、食べ慣れた普段の食事を取ることができます。
赤ちゃんがいる家庭ではミルク、普段柔らかい食事をしている方は介護食など、家庭に合ったものを備えておきましょう。詳しくは左の二次元コードからご確認ください。長期間保存可能な非常食は、年に一度県民防災の日に試食をして、賞味期限などを確認しましょう。
災害時もおいしい食事を取ることで、前向きな思考と元気に活動するためのエネルギーが湧いてきます。いざという時でも自分や家族を守り、心のゆとりを持つことができるように、必要な備えを進めましょう。
参考:災害時に備えた食品ストックガイド(農林水産省)
問合せ:健康推進課栄養支援係
【電話】35-2185
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