■[横手の伝統食編]雲平(うんぺい)
もち米を粉にした雲平粉と砂糖、黒ゴマなどを混ぜ合わせた生地を薄くのばし、練り固めた昔ながらのお菓子。もっちりとした生地に練りこまれたすりゴマのシャリっとした食感を楽しめる一品です。
▽材料(1本分)
雲平粉…220グラム
砂糖…260グラム
塩…5グラム
黒すりゴマ…40グラム
黒練りゴマ…20グラム
ぬるま湯…240ミリリットル
片栗粉…少々
▽作り方
(1) 雲平粉、砂糖、塩をよく混ぜ合わせて、生地を作る。
(2) 生地の2/3量を別の容器に移す。残りの1/3量に黒すりゴマと黒練りゴマを入れる。ぬるま湯を少しずつ加えながら練り、生地がしっとりしてきたら、ラップの上で薄くのばす。
(3) (2)で移した量も同様に、ぬるま湯を加えてよく練り、ラップの上で薄くのばす。
(4) (3)の上に、(2)の生地を重ねてラップで巻き、形を整えてからすだれで巻く。
(5) 1時間程度寝かせたら、片栗粉をまぶして切り分ける。
▽調理のポイント
断面が三角形状の竹を編み込んだ鬼すだれで巻くと、写真のようなギザギザした表面になります。練った生地を棒状にしてねじったり、たたんだりして、いろいろな模様を作ることができます。火を使わないので、お子さんと一緒に作るときも安心ですよ。
(レシピ紹介:佐藤みえ子さん)
<この記事についてアンケートにご協力ください。>