■藤巻の厄神様(やくじんさま)(大雄地域) 平成2年(1990年)
横手明峰中学校の横にたたずむ巨大な厄神様。高さ約3メートル、重さが100キログラム以上ある厄除けのわら人形は、藤巻集落と下開集落(雄物川地域)の境であるこの場所に祀(まつ)られています。上の写真は平成2年10月号の『広報たいゆう』に掲載された写真です。当時は同校が建設されていなかったことが確認できます。
厄神様は毎年、田植えがひと段落した日曜日に無病息災や悪疫退散を祈願し、藤巻集落の神社で制作します。年長者が炭を使って顔を描くなど役割を分担し完成させます。夕方になると交代で厄神様を背負いながら集落を練り歩き、神社から1キロメートルほど離れたこの場所まで運び安置します。実際の様子は市公式YouTubeでぜひご覧ください。
※写真は、本紙またはPDF版をご覧ください。
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横手市公式YouTube
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