横手市議会6月定例会市長所信説明(2)

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■令和6年度事業などの進捗状況
●大型公共施設整備事業
横手体育館の整備では、4月6日に工事の安全祈願祭が執り行われ、その後地盤を補強するための杭打設工事が開始され、今年度は主に基礎工事や躯体(くたい)工事を行う予定としています。横手市民会館の整備では、横手市民会館建設工事基本・実施設計業務委託共同企業体と実施設計業務の委託契約を締結し、今後の工事発注に向けた設計協議を行っていきます。

●横手駅周辺整備
横手駅東口第二地区市街地再開発事業では、民間の複合施設であるB‐1棟で是正工事が行われ、柱や梁(はり)の取り換え・再設置作業を完了しました。8月末に建物の引き渡しを行い、9月半ばから営業が順次スタートする計画と伺っています。横手市生涯学習館Ao‐naについても、7月末の建物引き渡しに向け工事が行われており、横手図書館移転作業を行った後、9月14日にオープンします。生涯学習機能と図書館機能を融合させた企画や展示を行いながら、人と人とが『つどい、つながる』当市の新たな交流拠点となるAo‐naを市内外へ発信し、幅広い年代の多くの方々が集える場所となるよう努めていきます。なお、市街地再開発事業と併せて進めている都市再生整備事業では、Ao‐naのオープンまでに建物周囲の歩道改良工事の完成を予定しているほか、引き続き周辺の整備を進めます。

●国民健康保険
令和5年度の歳出の医療費見込みは、一人当たりの保険給付費が35万4千円で、前年度比4・3%の増加となりました。一方歳入では、国保税収納率について、令和5年度現年分が94・5%、滞納繰越分が22・5%でした。国・県の交付金の活用などにより財源を確保できる見込みであり、今年度も国保税率を据え置くこととしました。

●旧十文字第二小学校多目的施設化改修工事
旧十文字第二小学校の改修工事では、各工事が順調に推移しており、本年7月末までに工事が完成する見込みです。市民の皆さんをはじめさまざまな利用者が集う多目的施設へのリニューアルを目指し、10月には新しい三重地区交流センターとしてのオープンを予定しています。交流センター部分は地域に密着した活動やスポーツ・レクリエーション、生涯学習活動に利用できるほか、健康の駅南部トレーニングセンターが移転されることで健康の駅の各種メニューも利用できるようになります。

●秋田自動車道『北上ジャンクション～大曲インターチェンジ』間の4車線化
秋田自動車道の4車線化については、これまで『横手インターチェンジ～北上西インターチェンジ』間の27・9キロメートルが事業化され、早期完成を目指し、整備が進んでいます。国土交通省より新たに『横手北スマートインターチェンジ～大曲インターチェンジ』の7・9キロメートルの区間が事業許可されています。地方創生、地域活性化のためには4車線化整備による社会基盤の強化が急務です。地域経済活動の一層の発展と拡大、安全と安心な地域生活の実現のため、現在事業中の区間の4車線化等工事の早期完成と残る6・2キロメートルの未事業化区間の早期事業化に向け、引き続き要望活動に取り組んでいきます。

▽今議会に提案された主な一般会計補正予算
一般会計補正額：11億8,630万円
主な補正予算の内容：
・コミュニティ助成事業…360万円
・予防接種事業…1億7,578万円
・定額減税調整給付金給付事業…7億9,794万円
・低所得者生活支援事業…1億8,435万円
補正後の予算総額：598億5,730万円
※追加補正予算を含みます

令和6年6月定例会の所信説明は、市ホームページに全文を掲載しています。
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