じゅうおうむじん
横手の地で夢を描く人を紹介します。
■All is well きっとうまくいく
一般社団法人VC秋田バレーボールクラブ
代表理事 富澤蛍音さん
Profile(とみさわけいと):横手地域(東京都出身)。「部活は集団競技を」と父からの勧めにより、バレーボールと出会う。「きっとうまくいく」と自分の背中を押しながら、失敗を恐れず挑戦することがモットー。好きな食べ物は、父特製のハッシュドビーフ。
中学時代からバレーボールを始めた富澤さんは、反抗期をきっかけに新たな環境を求め、東京から雄物川高校へ進学。寮生活を送りながら、厳しい練習に打ち込み、高校3年生の時に全国大会第3位の成績を収めました。「秋田で挑戦する機会を与えてくれた両親に感謝しています。あの頃の経験が今の自分を支える糧(かて)となりました」と振り返ります。
現在、国際教養大学に在学中の富澤さんは、男子バレーボール社会人クラブチーム『スカイロケッツ秋田』を結成し、東北男子初のプロチームを目指して活動中です。昨年9月には『レーヴィス栃木』とのエキシビションマッチを横手で開催し、観客約850人を魅了しました。今年の秋には留学を予定しており、スポーツビジネスを学び、その知識を生かしたさらなるエンターテインメントの創出を目指しているそうです。「自然や風景、人の温かさなど、横手には都会では味わえない魅力がたくさんあります」と横手に拠点を構える思いとともに、「都会に行かずとも夢を叶えられることを証明したい。バレーボールを通じて、子どもたちが横手を誇りに思える未来を描きたい」と意気込みを語ってくれました。
・練習をサポートし、選手を支え、全員が同じ目標を持って活動することを心がけています
・エキシビションマッチ(公開試合)では企画運営から広報や選手のサポートまで務めました
・プロスポーツ文化を体感するために海外へ。「秋田だからこそ面白い」と言われるようなワクワクする場を提供したいです
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