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6月23日は「潟上市男女共同参画の日」です

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秋田県潟上市

潟上市は男女共同参画社会の実現のため、平成18年に男女共同参画都市を宣言しました。そして、毎年6月23日を「潟上市男女共同参画の日」とし、性別や年齢を問わず互いの人権を尊重しあい、自らの意思と責任で生きていくことができる社会を目指しています。
また、6月は秋田県が定める「男女共同参画推進月間」です。これを機会に男女共同参画について考えてみませんか。

■自分の「普通」は相手の「普通」ではない?
現在、私たちが暮らす社会ではさまざまな価値観・考えをもった人や国籍・性別・年齢などの多様な属性をもった人が一緒に暮らしています。さまざまな価値観や属性をもつ人々の中で、自身が普段考える「普通」は人によって異なります。自分にとっては「普通」だと思うことでも、相手にとっては「特別」なことかもしれません。次の例は社会または個人のこのような行為に傷ついたという例です。例をとおして自分自身を振り返ってみましょう。

▽性別を理由とするもの
・男性が育児休暇をとると、「男は外で働くものだ」と陰口を言われた。
・管理職は男性がなるものとして、女性の管理職がいない。
・女性であることを理由に採用を見送られた。など

▽外国人に対するもの
・外国人であることでアルバイトの面接で落とされた。
・外国人であることを理由として、公衆浴場の入浴を拒まれた。
・外国人技能実習生であるが周囲に話しかけられることがなく、冷たく無視されている。など

▽性的指向、性自認等を理由とするもの
・性的指向が同性であることを公表したところ、同僚から「変だ」と言われた。
・性自認が戸籍上の性別と異なることで「男らしくない」、「女らしくない」と言われた。
・性的指向が同性であることを、同意なく周囲に言いふらされた(アウティング)。など

▽年齢を理由とするもの
・高齢者が店でカード払いにまごついていたところ、「現金で払え」とせかされた。
・職場で「その年になってまだ結婚していないのか」と言われた。
・町内会の集まりで意見を述べたところ「若者のくせに」と言われた。など

■無意識の思い込みや理解不足について
自身の言動で人を傷つけてしまう多くの原因は無意識の思い込みや理解不足にあります。この無意識の思い込みを「アンコンシャス・バイアス」といい、これは誰しももっているものです。大切なのは自分の中にも思い込みがあるということに気づき、また、目の前のことに対し理解しようとする姿勢です。
人と人がお互いを尊重し、より過ごしやすい社会を目指すためにも、自分とは違う価値観をもつ人間がいると言うことを理解し、互いに認め合おうとする姿勢を心がけていきましょう。

問合せ:企画政策課
【電話】853‒5302

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