令和6年第3回潟上市議会定例会が9月4日から9月26日までの23日間の日程で開かれました。
今定例会で行われた鈴木市長と吉原教育長の行政報告(要旨)を紹介します。
■市長行政報告 要旨
鈴木雄大市長
01.新型コロナウイルスワクチン接種について
令和6年3月31日をもって全額公費による接種が終了した新型コロナウイルスワクチン接種は、本年度から予防接種法上の定期接種に位置付けられており、対象となる方の接種を10月1日から実施する予定としております。
本市独自の取組として、定期接種の対象となる65歳以上の方と60歳から64歳までの一定の基礎疾患を有する方の接種費用の一部を助成し、個人の重症化防止を図ることに加え、任意接種対象の方のうち、生後6か月から18歳までの方の接種費用の一部を助成し、いわゆる子育て家庭に対し、ワクチン接種に関する経済的負担の軽減を図ってまいります。
02.プラザの湯について
7月22日、昭和中央地区館(レイクプラザ昭和)において「プラザの湯」の今後のあり方についての意見交換会を開催し、運営に係る経費や老朽化した施設の改修費など、施設に関わる状況を説明するとともに、見直し案として「本年度末での廃止」または「民営化」の2案を提案いたしました。
参加いただいた方からは、経営状況について一定の御理解をいただいたものの、施設の継続を希望する意見が出されたことから、まずは、民間の事業者を公募し、民営化について調整を図ってまいります。
03.観光イベントについて
8月4日に「第39回飯田川鷺舞まつり」が開催され、若竹幼児教育センター園児による「孫鷺」、飯田川小学校児童による「子鷺」、そして水田の上を舞う鷺を優雅に表現した「親鷺」の舞が披露され、訪れた方々を魅了しました。
8月11日には「第56回八郎まつり」が開催され、八郎神社からの龍体御輿の練り歩きに始まり、大久保駅前広場での太郎龍・辰子龍の双龍の出会いは、幻想的な世界を演出しました。
また、本市夏まつりの最後を飾る「天王グリーンランドまつり2024」は、8月25日に開催され、市内外から昨年を上回る約2万4千人の方々が来場されました。
当日は、キャラクターショーやヤートセ選手権のほか、本市ふるさと応援大使で放送作家である元祖爆笑王氏プロデュースの「お笑いフェス2024」など、子どもから大人まで幅広い世代が楽しめるイベントが繰り広げられたほか、「花火ショー」では、鮮やかな大輪の花火が潟上の夜空を彩りました。御協賛並びに御協力をいただきました皆様に、心から感謝申し上げます。
04.公立保育所及び幼保連携型認定こども園について
令和6年第1回定例会において、私の施政方針で述べました追分保育園の民営化については、公募条件を設定するためのサウンディング型市場調査を9月から実施し、民間事業者の参入意向や意見等を収集することとしております。この調査結果に基づき、民営化に向けた運営課題等を早期に整理し、将来にわたる保育の質の確保を目指してまいります。
05.天王グリーンランド株式会社への出資金について
潟上市鞍掛沼公園3施設の指定管理者であった天王グリーンランド株式会社の清算手続きが7月10日で完了し、出資金の返還金額が、5,227万180円となることが確定したことから今後の活用について検討してまいります。
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