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市議会定例会(1)

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秋田県潟上市

令和6年第2回潟上市議会定例会が6月6日から6月25日までの20日間の日程で開かれました。
今定例会で行われた鈴木市長の行政報告(要旨)と吉原教育長の所信表明・行政報告(要旨)を紹介します。

■鈴木雄大市長 市長行政報告(要旨)
01.ごみ処理広域化について
本市では、持続可能なごみの適正処理の確保に向け、昨年度から秋田市及び八郎湖周辺清掃事務組合を構成する5市町村とともに、情報共有や課題等の洗い出しを進めてきており、先般、広域化の必要性について合意が得られたことから、4月12日に各副市町村長で構成する「秋田市・潟上市・八郎湖周辺清掃事務組合ブロック広域化協議会」を設立し、先月16日に1回目の会議を開催したところであります。
同会議においては、国が示す広域化に向けたごみ処理の検討事項に係る議論のほか、検討に用いるための各種調査等の実施方針について意見交換を行ったところであり、引き続き協議を重ね、市議会からのご意見も踏まえながら、年度末には、広域化・集約化に係る方針を協定としてとりまとめることとしております。

02.消防広域化について
急激な人口減少や財政状況が厳しさを増す中、消防体制の充実強化を目的とした、消防広域化の必要性が高まっていることから、男鹿地区消防本部と湖東地区消防本部の統合に向けた具体的な協議を進めるため「男鹿・湖東地区消防広域化協議会」を7月1日に設立することとし、本定例会に関連予算を提出しております。

03.潟上市総合防災訓練について
今年は日曜日となった5月26日、県民防災の日に潟上市総合防災訓練を実施いたしました。
当日は、市内全域へのサイレンによる情報伝達訓練や津波浸水想定区域における津波避難訓練の実施に加え、地震による火災発生を想定した放水訓練を、東湖小学校、大豊小学校、飯田川小学校で行っております。
また、1月に発生した能登半島地震において、地域防災活動の重要性が改めて認識されたことを受けて、大規模災害時の安否確認や協力体制の確認など、地域における初動対応に関する訓練を実施しております。

04.物価高騰重点支援給付金について
物価高騰の影響を受けている市民の生活を支援するため、昨年度に引き続き、国の交付金を活用した「物価高騰重点支援給付金給付事業」として、次の2つの給付金を支給することとしております。
1つ目は、「住民税非課税化世帯等給付金」で、物価高騰により特に負担感が大きい低所得世帯を支援するため、令和6年度新たに住民税所得割非課税となった世帯に対し、1世帯あたり10万円を支給するものであります。また、本給付の対象となった子育て世帯への加算として、18歳以下の子ども1人につき5万円を支給します。
2つ目は、「定額減税調整給付金」で、所得税及び個人住民税の定額減税の実施に伴い、減税しきれないと見込まれる方に対しその差額を支給するものであります。

05.児童手当の拡充について
一部改正された児童手当法が10月1日に施行されることに伴い、中学生までとしていた支給期間が、高校生年代まで延長となるほか、所得制限の撤廃など抜本的な拡充が図られることから、円滑に支給事務を進めるため、本定例会に関係予算を提出しております。

06.プラザの湯について
築30年を経過している昭和デイサービスセンターは、老朽化が進む中、ボイラーや配管の修繕をすることで、一般入浴事業「プラザの湯」を継続しておりますが、現在は、雨漏りにより男湯女湯を入れ替えての営業を余儀なくされており、改修には多額の費用が想定されます。
加えて、近年の物価高騰の影響による維持管理費等の増加を勘案すると、今後は、これまで同様の営業継続は困難であることから、廃止や民間での運営などを含む「今後のあり方」について、利用者や地域の方々のご意見等をいただきながら検討してまいります。

07.天王児玉浄水場について
築40年が経過し老朽化した、天王二田浄水場及び天王一向浄水場等を一元的に維持管理することを目的に、令和4年度に建設工事に着手しておりました天王児玉浄水場が今年3月に完成し、5月から本格稼働しております。
水道は市民生活や経済活動における重要なライフラインであることから、今後も安全・安心な水道水を安定供給できるよう努めてまいります。

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