のしろのしごと-能代の魅力ある企業を紹介-

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◆レインボーワールド株式会社
所在地/能代市扇田字扇渕3-6

◇プリント業界で伝統と最先端技術を極める
昭和26年、神奈川県横浜市で創業。平成元年に豊かな水と人材を求めて現在地に移転しました。
スカーフやハンカチをメインに服地や傘地、雑貨のプリント加工を行っています。製品のデザインから出荷まで、一貫した生産ラインを保有。染色技法は、昔ながらの職人の技術を要するハンドプリントのほか、機械で行うプリントラインが2種類あり、アナログとデジタル双方の技術を取り入れ、幅広いオーダーに対応しています。
社員は約80人。事業の拡大が見込まれることから、地元高校生の積極的な採用を進めています。今年は男女2人を採用しました。技術の伝承には、人材の定着が必要であることから、新人でも重要な工程を任せることも少なくないといいます。ベテラン・若手が伝統と最先端の技術習得に努め、スキル向上を目指しながら技術を磨いています。
鈴木崇之経理総務部長は「今後はSDGSにも積極的に取り組んでいきたい。近隣企業とは海浜清掃を定期的に行っているが、プリント加工においても環境に配慮した商品開発を進めたい」と話します。社会、地域、社員がより豊かになるような会社づくりを目指していきます。

◇現場からひと言!
ものづくりに興味があり、平成27年に入社しました。
現在はインクジェットプリンターのオペレーターをしています。基本的に機械がプリントを行いますが、布に応じて色の出方を調整するのは人の手で。オーダーどおりの色が出せたときにやりがいを感じます。
明るい雰囲気の職場です。分からないところは先輩方が丁寧に教えてくれます。最初は難しいですが、教わりながら自分の技術力を高めることができます。

手に持つのはインクジェットプリンターでプリントした布。ハンドプリントと組み合わせる染色技法を試作中で、アナログとデジタルの融合を目指します。
デジタル捺染課：主任田口翼さん