■子どもたちの学習状況はたいへん良好です
県では、小学4年~中学2年を対象に児童生徒の基本的な学習・生活習慣や学力などを把握し、指導の充実を図るため、毎年県学習状況調査を実施しています。詳しい分析結果については問い合わせるか、市のホームページをご覧ください。併せて、全国学力・学習状況調査の結果もご覧いただけます。
◇調査概要
実施日:
小学校…令和5年12月6日
中学校…令和5年12月7日
実施学年:小学4年~中学2年
調査内容:
(1)教科に関する調査
(2)質問紙調査
実施教科:
・小学校(4教科)国語、社会、算数、理科(4年生は社会なし)
・中学校(5教科)国語、社会、数学、理科、英語
◇教科に関する調査
平均通過率の合計(グラフ(1))は全学年で県平均を上回りました。
※平均通過率…設問ごとの正答であった児童生徒の割合を教科全体で平均した割合
県平均を上回った教科
※太字は5ポイント以上、上回った教科
・小学4年…国語、算数、理科
・小学5年…国語、社会、算数、理科
・小学6年…国語、社会、算数、理科
・中学1年…国語、社会、数学、理科、英語
・中学2年…国語、社会、数学、理科、英語
◇学習に対する意欲等に関する調査
・「勉強が好きだ」と回答した児童生徒の割合は、ほとんどの学年で5ポイント以上県平均を上回っています。また、95%以上の児童生徒が「勉強は大切だ」と回答し、90%近い児童生徒が「学校の勉強がよく分かる」と回答しています。
・「将来の夢や目標をもっている」と回答した児童生徒の割合は、ほとんどの学年で県平均を大幅に上回っています。(グラフ(2))各校では、地域の協力を得ながら、働くことの意義や職業観の醸成など、発達段階に応じたキャリア教育に力を入れていることがうかがえます。
・「学校がある日(平日)、1時間以上勉強する」と回答した児童生徒の割合は、中学校2年生を除く全ての学年で県平均を上回っています。(グラフ(3))各校で作成している家庭学習の手引きを活用したり、AIドリルを家庭学習に位置付けたりしながら学習の習慣化を図っていることがうかがえます。
・授業でのICT機器の活用に関する質問項目では、全て県平均を上回り、タブレット端末の本格導入3年目となり、各学校では「よく使う」段階から「よりよく使う」段階へ移行していることがうかがえる結果となりました。
問合せ:教育研究所
【電話】73-5178
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