齊藤市長が行った市長説明の中から、市民の皆さんに関わりの深い内容を抜粋してお知らせします。
■悪土川の治水対策
令和5年7月の浸水被害を受け、国・県・市による米代川水系流域治水検討会で検討を重ね、悪土川水災害対策プロジェクトが公表されています。
本プロジェクトにおいて国では米代川の河道掘削などを、県では悪土川の河川改修、河道掘削および雑木の伐採・撤去などを実施することとしています。
市としましては、東栄団地地域における冠水頻発箇所の道路の嵩上げを実施するほか、開発行為に対する雨水貯留・浸透施設の設置指導などに取り組むこととしており、引き続き国・県と連携し、浸水被害の軽減に努めていきます。
■能代市老人憩の家「白濤亭」
本施設は建設から50年が経過し、著しく老朽化が進んでおり、ボイラーなどの設備の故障が発生したほか、建物自体の歪みもみられ、大規模改修が必要な状況となっています。
能代市公共施設等総合管理計画などでは、本施設において大規模改修が必要な場合は、廃止・解体を検討することとしており、改修費用や経過年数を踏まえ、今年度末をもって廃止したいと考えています。今後、利用者の皆様に対し、周知に努めていきます。
■能代港開港50周年の関連行事
6月25日から旧料亭金勇において、貴重な写真・資料などの記録展示会を開催します。また、7月5日に記念式典を開催し、多くの皆様とともにお祝いしたいと考えています。
7月6日、7日には、30回目となる「のしろみなと祭り」が開催され、港湾業務艇での洋上見学、海上自衛隊の音楽隊による演奏などが企画されています。
6日には、「ブルーインパルス」による展示飛行が本市で初めて行われます。この展示飛行は、開港50周年を地域の皆様とともにお祝いするため、地元の国会議員、能代商工会議所や秋田県などと連携した招致活動により実現したものです。
この節目を機に、港のさらなる活用に向けて取り組んでいきます。
■ツキノワグマの出没状況
県では、人身被害が複数発生したことを踏まえ、ツキノワグマ出没警報を発令しています。
市としましては、今後も防災行政無線などによる注意喚起を行うとともに、関係機関などと連携しながら、被害防止に努めていきます。
■今定例会に提案された一般会計補正予算
◇一般会計補正額2億5,690万6千円
主な補正予算の内容
・水素ラボ計画策定事業費…617万8千円
・高齢者予防接種費…1億3,459万3千円
◇補正後の予算総額350億4,664万円
※市長説明の全文は、市ホームページに掲載しています。
問合せ:総務課
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