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鹿角市議会 9月定例会 行政報告(2)

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秋田県鹿角市

■夏祭りの入り込み数
各祭りとも通常規模で開催され、訪れた人々に、本市の夏祭りの魅力を感じていただきました。花輪ばやしは、22万5千人の入り込みで、土日開催に加え、これまでの北東北を中心に行ってきた積極的な誘客PRや、あんとらあの祭り展示館での定期的な実演披露の効果もあり、駅前行事を中心に多くの観覧客で賑わいました。
ユネスコ無形文化遺産に登録されてから初めての開催となった毛馬内盆踊りは、一般の踊り手に加えて、地元団体による大太鼓の共演や、語り部による伝説の披露などが行われ、入り込み数は1万5千人となりました。
花輪ねぷたは2万3千人、大湯大太鼓まつりは800人の入り込みとなり、夏祭り全体では、昨年と比較すると約2割増、コロナ禍前の令和元年度と比較すると同等の入り込みでした。引き続き、本市の歴史・文化を観光資源として活用し、効果的な情報発信をすることで、誘客に向けた事業を積極的に展開していきます。

■JR花輪線の利用促進
8月10日に、秋田・岩手両県および沿線5市、JR、商工観光団体などで構成する花輪線利用促進協議会総会を開催しました。昨年の大雨による区間運休、運転再開を経て、改めて花輪線の重要性を共有したほか、利用促進策について活発に議論を交わしながら、協力体制のさらなる構築を図りました。
今後は、利用者の増加に向け、SNSを活用して花輪線の魅力と沿線の観光資源などのPRを継続し、秋田県主催の「JRローカル線活性化研究会」で協議会から提案した撮影スポットの整備、サイクルトレインや居酒屋・喫茶店列車の運行、秋田犬の活用などについて、実現の可能性を探りながら、沿線住民や観光客に愛される路線を目指し、会員やJRと連携して取り組んでいきます。

■物価高騰対策事業「くらし応援プレミアム付商品券」
全市民に引換購入券を配布したところ、引換購入期限の7月27日までの引換購入率は81・5%となりました。その後、当初の販売期間に購入できなかった未購入者を対象に、8月22日から9月8日までの期間で再販売を実施しました。商品券の利用期間は11月30日までですので、多くの人に利用していただきたいと思います。

■EVの導入推進
トヨタ車体株式会社から超小型の1人乗りB(バッテリー)EVの「コムス」3台を無償で借り受け、EVの普及可能性の検証と啓発を進めています。7月23日には、あんとらあを会場に、コムスの試乗体験会や各自動車メーカーのEV展示を実施しました。今後も、各種イベントでの展示などによる普及啓発に加え、事業者によるモニタリング調査を実施し、市内でのEV利用の可能性を探りながら普及を図っていきます。

■十和田図書館整備事業
現在の十和田市民センター駐車場敷地に建設することから、交通規制や駐車スペースの使用制限を行います。利用者の皆さまにはご不便をおかけしますが、関係機関と連絡を密にし、安全を最優先に工事を進めていきます。

■第76回十和田八幡平駅伝競走全国大会
8月7日に、15チームが真夏の鹿角でタスキをつなぎました。男子は小森コーポレーションAが4年ぶりの優勝を飾りました。また、本市出身の松宮祐行(ゆうこう)氏が監督として率いた北陸実業団連盟が5位入賞を果たしています。

問合せ:総務課行政班
【電話】30-0203

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