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Sopron note(ショプロン ノート)

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秋田県鹿角市

■日本語語学指導員現地レポート
第12代日本語語学指導員 堀縁さん

鹿角市出身。花輪高等学校卒業後、獨協大学外国語学部に入学。ドイツ語専攻。新潟県で地域国際交流協会に従事するなど、豊富な国際交流活動の経験を活かし、日本語語学指導員に就任。

ハンガリーの物価は安いのか、高いのか、皆さんはどう思いますか?今回はハンガリーのお金と物価について紹介します。
ハンガリーでは「フォリント(Ft)」と呼ばれる通貨を使用しており、1Ftは約0・4円です。ハンガリーはEU加盟国ですが、通貨はユーロではありません。しかし、ひとつ隣の駅はユーロを使用しているオーストリアのため、ショプロン市内にはたくさんの両替商が並んでいます。ハンガリーのように、EU加盟国でありながら独自通貨を使用している国は、他にスウェーデン、ブルガリアなどがありますが、自国通貨がユーロに対して安いため、ユーロ導入を検討する動きもあります。
ハンガリーの物価は、全体的には日本とほぼ変わらない印象です。昨今の原油高、ロシアによるウクライナ侵攻などの影響を受けて世界的な物価高となっていますが、ハンガリーの物価上昇率はEU加盟国内トップという結果が出ています。特に食品の上昇率が高く、去年の1月は300Ft(約120円)で売られていた牛乳1リットルは、現在580Ft(約235円)と約2倍です。国産の野菜や肉類、飲料は比較的安いままですが、外食は日本と比べるとかなり高い印象があります。
例えば、日本ではマクドナルドのビッグマックは450円ですが、ハンガリーでは約660円です。また、通常レストランでは代金の10%~15%をチップとして上乗せして支払うため、さらに割高感があります。日本が安すぎるのでは?と感じることも多々ありますが、丁寧な接客かつチップ無し、千円で食後にコーヒーが付いてくる日本のランチが懐かしいです。

インスタグラム公開中【URL】YUKARI_IN_HUNGARY2022
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