文字サイズ
自治体の皆さまへ

Special Feature 八幡平アスピーテライン開通式 雪の回廊、開通

1/36

秋田県鹿角市

観光名所として知られる「八幡平アスピーテライン」開通式当日の様子を写真を中心にお伝えします。
写真は、本紙2~3ページをご覧ください。

秋田と岩手を結ぶ観光道路「八幡平アスピーテライン」の冬期間の通行止めが4月15日に解除され、およそ5カ月ぶりに開通しました。八幡平アスピーテラインは、岩手と秋田の両県にまたがり、八幡平を横断する全長約27キロのドライブウェイ。「アスピーテ」とは、傾斜が緩く楯を伏せたような形の火山を示す名称のことで、道路脇の雪の壁は「雪の回廊」として知られています。
当日は、八幡平ビジターセンターで開通式が行われ、関係者およそ20人が参加。参加した関市長は「今年も鹿角観光シーズンの幕開けとなる八幡平アスピーテラインの開通の日を迎えることができうれしく思う。今年も多くの観光客に訪れていただきたい」と挨拶(あいさつ)しました。

関係者がテープカットをした後、午前10時にゲートが開けられ、ゲート前で待機していた車が次々と通っていきました。
9・5合目の「山頂駐車場」付近では、観光バスで訪れた団体客などでにぎわい、訪れた人は雪の壁を背に写真を撮ったり、眼前に広がる絶景を眺めたりしていました。
今年は雪解けが早く進んだこともあり、雪の壁の高さは例年よりも2メートルほど低く、高いところで4メートル前後ではありましたが、岩手から訪れた30代の男性は「雪の回廊を初めて見た。運転している時の眺めはとても良かったし、いつもはもっと高いと聞いたので、来年もまた来てみたい」と満喫していました。
雪の回廊は、気象状況にもよりますが、例年5月上旬頃まで楽しむことができます。

■八幡平エリアがモデル観光地に
観光庁が選ぶ「モデル観光地」に八幡平エリアが選ばれました。このモデル観光地は、観光庁が地方に向かう富裕層の外国人観光客の増加を図ることを目的に、全国から11の地域を選出したものです。八幡平エリアは、大湯環状列石など数千年前の日本文化が色濃く残る点などが評価されました。
八幡平山頂付近の「鏡沼」では、毎年5月下旬頃「ドラゴンアイ」と呼ばれる幻の絶景を見ることができます

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU