■田代平で車載用電池定置利用実証が開始~市の豊富な風資源を有効活用~
世界中で電気自動車が増える一方で、それに伴い将来的に多くの使用済み車載用電池が発生すると予想されています。また、風力発電については、風の強さによって発電量が大きく変わってしまうことが課題の一つとなっています。
そこで、豊田通商株式会社と株式会社ユーラスエナジーホールディングスは、電気自動車用の蓄電池をたくさん集めて一つの大きな蓄電池システムとして利用することで、風力発電の電力供給を安定化させるなどの実証事業を、本市の田代平地区にあるユーラス田代平ウインドファーム(設備容量7650キロワット)で開始しました。
このプロジェクトには、トヨタ自動車株式会社と東京電力ホールディングス株式会社が共同開発したシステムが採用されており、日本を代表する企業の技術が結集して進められています。
この実証事業の成果によっては、使用済み車載用蓄電池を再利用しながら、再生可能エネルギーの不安定な発電量を調整する技術が、本市で実現するかもしれません。
問合せ:産業活力課ゼロカーボン推進室
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