■一般会計歳入
令和4年度の一般会計の歳入は206億6,743万円で、前年度と比較し、4億4,166万円、2・2%の増となりました。内訳は、市税や諸収入など市で賄う自主財源が28・5%、国や県の支出金などの依存財源が71・5%となり、前年度より自主財源が3・5ポイント増加しています。自主財源は、固定資産税の納税義務者修正による過年度課税分収入などから市税が2億1,193万円増加したほか、財政調整基金繰入金など3億8,339万円を繰り入れたことにより、8億2,018万円増となりました。また、依存財源では、国庫支出金の子育て世帯への臨時特別給付金給付事業補助金の皆減などにより、3億7,852万円減少しています。
■一般会計歳出
▽目的別
▽性質別
市が支出した一般会計の総額は198億2,743万円で、前年度と比較し0・3%の増となりました。歳入からの差引額は8億4千万円で、翌年度に繰り越すべき財源を差し引いた実質収支は5億5,748万円の黒字となりました。性質別では、扶助費の割合が19・3%、次いで補助費等が17・8%、物件費が16・6%、人件費が10・6%となっています。また、目的別に見ると、民生費が全体の30・3%を占め、次いで総務費が16・2%、土木費が12・1%となっています。
■一般会計歳入決算額の推移
■市民一人当たりの額
市民一人当たりで見ると、使われたお金は70万4,575円となり、前年度より2万1,302円増加しています。また、納税額は1万480円増の11万5,275円となりました。
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