■財政分析
財政力指数は0・321で前年度より0・002下がりました。この数値が小さいほど地方税などの自主財源が乏しく、交付税への依存度が高いということを示しています。
財政構造の弾力性を示す経常収支比率は89・8%で、前年度から2・2ポイントの増となりましたが、令和4年度決算に基づいて算定された本市の健全化判断比率および資金不足比率は全て健全段階となっています。
このことから、本市の財政は依存財源の割合が大きいものの、健全な経営がなされているといえます。
■公債残高
市が借り入れた一般会計の地方債残高です。4年度末残高は、170億7,053万円となり、前年度末残高と比較し9億6,178万円の減となりました。内訳としては、臨時財政対策債が55億5,733万円、教育債が29億6,432万円、商工債が19億3,906万円、総務債が18億1,092万円などとなっています。前年度と比較すると、公営住宅整備事業により公営住宅債が1億802万円増加したほか、災害復旧事業債、消防債において借り入れが増加したものの、このほかの区分では償還額が発行額を上回っているため、残高が減少しています。今後も償還額と発行額のバランスを考慮しながら適切に地方債管理を行います。
■特別会計
特定の事業を行うために設置している特別会計では、全ての会計において黒字となりました。
問合せ:財政課財政班
【電話】30-0209
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