きりたんぽ鍋に欠かせない「たんぽ」は、杉の棒にご飯を半殺し(半つぶしにした状態)にして握りつけ、炭火で表面を軽く炙ったものです。「たんぽ」という名前の由来には諸説ありますが、たんぽの形状がガマの穂に似ていて、ガマの穂を鹿角の方言で短穂(たんぽ)や立ち穂と呼んでいたから、というのが定説です。そのため、秋田を代表する郷土料理「きりたんぽ鍋」の発祥の地は、ここ鹿角だと言われています。
日時:11/10(日)10:00~14:30
場所:道の駅かづのあんとらあ特設会場
市内各所の名店が集い、正統派からオリジナル創作鍋まで多種多様なきりたんぽ鍋を味わうことができます。入場は無料で、食べ比べにお得なチケット(千円で1,200円分購入可能)を販売します。ぜひ会場で鹿角発祥のきりたんぽ鍋をお楽しみください。
■発祥の地かづの伝承の味 山子(やまご)鍋
イベントの目玉は、発祥の味を再現した「キジ出汁みそ風味の山子鍋」。きりたんぽ発祥の地である鹿角ならではの逸品です。その昔、山子(山から材木を切り出す人々)が食べていたとされるキジを使った野趣(やしゅ)あふれる味を、普段食べているきりたんぽ鍋と食べ比べるのがおすすめです。
※山子鍋つゆは、道の駅かづのあんとらあ売店で購入できます。
■たんぽ小町ちゃんの誕生日
鹿角といえばお馴染み、県内外各地のイベントで大活躍中のイメージキャラクター「たんぽ小町ちゃん」。誕生日はきりたんぽの日の11月11日です。
きりたんぽ発祥まつりでは、たんぽ小町ちゃんの誕生日会も開催します。
問合せ:発祥の地鹿角きりたんぽ協議会
【電話】22-0555
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