文字サイズ
自治体の皆さまへ

適正受診 資格適正化 上手な医療のかかり方

5/26

秋田県鹿角市

医療費に対する保険給付は、皆さんが納める国民健康保険税や後期高齢者医療保険料から賄われています。医療費が増えると税額などの上昇につながりますので、上手な医療のかかり方を意識し、適正な受診にご協力ください。

■1 お薬手帳を活用しましょう
お薬手帳を持っていると、薬剤師が処方履歴を確認して、薬の飲み合わせを管理でき、多剤服用などによって生じる副作用のリスクを減らすことができます。また、通院のたびに違う薬局に行くよりも、「かかりつけ薬局」を持つことで、服薬管理指導料が抑えられ、薬代が安くなります。
※同時に複数の医療機関や薬局を利用している場合でも、薬剤師が服薬状況を把握できるよう、薬局に行くときは、必ずお薬手帳を持参しましょう。お薬手帳が複数ある場合は、1冊にまとめましょう。

■2 たまった薬は薬剤師に相談を
同じ薬が自宅に残っているのに、いつもの受診でいつもの量の薬をもらっていませんか。「飲み忘れていたのを先生に言いづらい」「つい、いつもどおりで、と言ってしまう」などの理由で薬が余っていたら、ぜひかかりつけの薬局までお持ちください。薬剤師との相談で、処方日数などの調整ができます。薬の無駄を減らし、医療費を抑えましょう。

■3 薬代のルールが変わりました
10月から、医療上の必要性がある場合を除き、ジェネリック医薬品(後発医薬品)ではなく、患者の希望で価格の高い先発医薬品の処方を希望した場合は、「特別の料金」を負担いただいています(マル福も自己負担)。ジェネリック医薬品は、先発医薬品と同等の有効成分、品質で、安心して服用できますので、積極的に利用しましょう。※医療上の必要性や薬局の在庫状況などにより使用する場合は「特別の料金」が発生しません。

■4 新しい保険証が届く前の病院受診には注意が必要です
就職や扶養により新しい保険に加入した人は、就職日(扶養の認定日)以降、これまでの保険証は使用できません。前の保険証を使用した場合、後から医療費の保険給付分が請求されます。手元に新しい保険証が届く前に受診が必要な時は、新しい保険者や医療機関にご相談ください。

■5 国保の加入脱退は、本人・家族による手続きが必要です
国保加入者が就職などで社会保険などに加入する場合、国保をやめる手続きを必ず行ってください。自動手続きや、職場による代行手続きはありません。お手元に保険証が2種類ある場合は、二重加入状態となっていますので、保険証2枚を持参し、市民課窓口で手続きをしてください。別世帯の人が手続きするときは、委任状(押印あり)が必要です。
※本人または同一世帯の人に限り、オンライン手続きができます。

■6 こんな時の医療費はどうなるの?
Q:仕事中にけがをした
A:労災保険の対象です。受診時に保険証は提示せず、仕事中の事故(労災)であることを伝えてください。
Q:相手がいる交通事故
A:状況により負担責任は変わります。「第三者行為による傷病届」を提出することで自分の保険証での受診ができる場合もありますので、保険者へ連絡してください。
Q:相手がいない交通事故(物損など)
A:自分が負担すべき医療費です。お持ちの保険証で受診してください。

問合せ:市民課国保医療班
【電話】30-0222

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU