「鹿角からひびけ未来へ農の夢」をキャッチフレーズに、第147回秋田県種苗交換会が、11月1日から5日間の日程で開催されました。本市での開催は、平成27年以来9年ぶりで、期間中は天候にも恵まれ、62万人の来場者でにぎわいました。
主会場の鹿角トレーニングセンターアルパスでは、水稲や野菜、果樹、花卉(かき)など1209点の農産物が展示され、真剣な表情で出品物を眺める来場者の姿が多く見られました。
また、協賛第1会場では、農業機械化ショーや植木苗木市、物産販売展が開催され、自動操舵(そうだ)システムを備えた最新鋭の農業機械やドローンなどを見る人のほか、お目当ての物を買い求める人で会場が埋め尽くされました。
種苗交換会のメイン行事となる談話会では、「魅力あふれる秋田の果樹について」をテーマに、人手確保などの課題解決に向けた討議を行い、担い手対策や省力化、気候変動に対応した生産、秋田ブランドの確立に向けた活発な意見が交わされました。
来年の種苗交換会の開催地は、湯沢市です。
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