国の重要無形民俗文化財でユネスコ無形文化遺産にも登録されている市の伝統芸能「大日堂舞楽」が1月2日、大日霊貴(おおひるめむち)神社に奉納されました。
4年ぶりに来場制限が解除された今年は、参拝客などカメラで撮影しようとする多くの人が、厳かな神事の舞に見入っていました。
■大日堂舞楽
起源は養老2(718)年。天皇の勅令(ちょくれい)で大日堂(大日霊貴神社)が再建された際に、都から下向した楽人が舞った祝賀の舞楽が里人に伝えられたものとされている。毎年、大里・小豆沢・長嶺・谷内の4集落の能衆によって、国土の平安・五穀豊穣・無病息災などの祈りを込めて奉納される。昭和51年に国の重要無形民俗文化財に指定され、平成21年にはユネスコ無形文化遺産に登録された。
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