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Sopron note(ショプロン ノート) 日本語語学指導員現地レポート

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秋田県鹿角市

■日本語語学指導員 堀縁(ゆかり)さん
花輪高校卒業後、獨協大学外国語学部に入学。新潟県で地域国際交流協会に従事するなど、豊富な国際交流活動の経験を生かし、第12代日本語語学指導員に就任。ハンガリーで活動中。

▽日本語教室に通う受講生にインタビュー
日本語教室には日本に滞在経験がある受講生がいます。今回は大学で機械工学を専攻するベンツェさん(以下、べ)と物流会社に勤務するカタリンさん(以下、カ)にインタビューをしました。

堀:日本語学習を始めたきっかけは?
べ:子どもの時に見たアニメと漫画を、原文で読めるようになりたいと思ったのがきっかけです。2015年から日本語教室に通い始め、翌年の夏に、鹿角にホームステイしたことはとても貴重な経験です。
カ:私は両親が空手をしていたのと、アニメの声優を好きになったのがきっかけです。2007年から勉強を始め、ブダペストの大学院で日本語研究課程を修了しました。
堀:日本に行った時の印象は?
べ:100円ショップやコンビニは便利だと思いました。鹿角は自然が豊かで美しく、ホストファミリーは僕を心からもてなしてくれて、たくさんの料理をふるまってくれたことを覚えています。
カ:私は1カ月間、東京の友人宅に滞在しました。都会なのに路上にごみが落ちておらず衛生的で、どのトイレも清潔で機能的だったことが印象的です。また、キリスト教の教会風の建物が結婚式場であると知ったときは驚きました。
べ:日本は清潔で良いと思いますが、スーパーの野菜が一つ一つ袋に入っていたり、個包装の食べ物が多く、これはプラスチックの使い過ぎで環境に良くないなと思いました。
カ:そうですね。でも、デパートの入り口で傘にビニール袋を付ける機械を見たときは、なんて日本人は賢いんだと思いました。
堀:鹿角の皆さんに一言。
ベ・カ:ショプロンはローマ時代の建物や街並みが残る歴史ある美しい街です。ぜひ訪れてみてください。

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