令和6年度当初予算の概要〜人口構造の若返りと持続可能なまちづくりの推進〜(1)

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■一般会計予算総額　191億3,100万円
対前年度比3.6%増
令和6年度当初予算は、市長公約の5つのビジョンと、第7次鹿角市総合計画前期基本計画(R3～R7)の8つの戦略との調和を図りながら、将来都市像「ふるさとを誇り未来を拓くまち鹿角」の実現に向け、最重要課題としている「地域の稼ぐ力を高める産業振興」や「人口構造の若返り」、「カーボンニュートラルの目標実現」など、持続可能な地域社会の形成を図るための予算としました。

▼一般会計歳入
地方交付税、国・県支出金などが増加

・市税は、市民税を前年度並みと見込む一方、3年に一度の評価替えによる固定資産税の減少や軽自動車税の減少を見込み、対前年度比0・8%減です。
・地方交付税は、普通交付税の増加を見込み、対前年度比1・5%増です。
・国庫支出金は、物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金や再エネ推進交付金の増加などにより、対前年度比10・4%増です。
・県支出金は、国民スポーツ大会開催市町村運営交付金の増加などにより、対前年度比6・6%増です。

▼一般会計歳出
○一般会計歳出(目的別)

○一般会計歳出(性質別)

・人件費は、一般職の職員数の増加や会計年度任用職員への勤勉手当の支給開始により、対前年度比6・4%増です。
・物件費・維持補修費は、小中学校の机・イスの更新に伴う備品購入費の増加などにより、対前年度比15・2%増です。
・補助費等は、種苗交換会開催費負担金や再エネ推進補助金、国民スポーツ大会冬季大会スキー競技会補助金の増加などにより、対前年度比10・3%増です。
・公債費は、鹿角観光ふるさと館改修事業のために借入した過疎対策事業債などの償還開始により、対前年度比2・2%増です。
・普通建設事業費は、十和田図書館整備事業が本格化するほか、道路舗装長寿命化対策事業が増加するものの、公営住宅建設事業の減少や総合競技場公認更新整備事業の完了などにより、対前年度比17・3%減です。

■主な事業