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鹿角市議会6月定例会行政報告(2)

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秋田県鹿角市

■第147回秋田県種苗交換会
4月25日に種苗交換会協賛事業の実施主体となる「鹿角市協賛会設立総会」を開催し、事業計画などを決定したほか、同日に市協賛会運営本部を設置して運営業務を開始しています。
今回の種苗交換会は、11月1日から5日間の日程で行われ、県内外から60万人の来場者が見込まれる、地域をPRできる一大イベントのため、関係者と連携を密にし、地域一丸となって準備を進めていきます。

■大型連休中の入り込み状況
前年と比較して、観光施設は約111・5%と増加しましたが、宿泊施設は約90・9%にとどまりました。連休が前半と後半に分かれたことや桜の見頃の時期が例年より早かったことで、宿泊施設の入り込みに影響があったものと考えています。
連休期間中は、道の駅かづのと道の駅おおゆで各種イベントが開催され、市の特産品の販売やPRのほか、縄文をテーマとした勾玉づくり体験などで、大湯環状列石への興味・関心を喚起する相乗効果が図られるなど、市内での回遊性の向上につながったものと考えています。

■JR花輪線の利用促進
花輪線利用促進協議会において、近年、愛好者が増加傾向にあるサイクルツーリズムに関連する取り組みを検討していくほか、本市では、地域行事に合わせたミニツアーなど独自事業を実施し、花輪線の利用が増える取り組みを進めます。
また、4月から十和田南駅が無人化になり、トイレの利用ができなくなっていますが、再開に向けて、6月上旬に市とJRで覚書を締結し、JRがトイレを再開するための工事を行うことになりました。市では、工事終了後、速やかに利用開始できるよう準備を進めていきます。

■企業誘致
神奈川県に本社を置く情報サービス関連企業が、まちなかオフィスに進出しました。企業誘致戦略に基づくアプローチ活動を通じて、本市に興味を示した企業とのオンラインでの意見交換のほか、実際にまちなかオフィスや観光資源の視察、関連企業との交流を行い、本市への進出が実現したものです。

■リモートワークの推進
NTT東日本(株)が、社内研修プログラムとして取り組む「ワデュケーション」を実施し、社員など16人が本市を訪れました。
ワデュケーションは、リモートワークを活用して業務を行いながら、農業体験や観光交流を通じて、地域の魅力や地域課題の探求のほか、関係人口の創出などへの効果検証を行う取り組みで、8月にも実施される予定です。今後も関係者と連携して、持続的な実施につなげるとともに、関係人口の創出と拡大につなげていきます。

■省エネ家電購入支援補助金
5月1日から13日までの募集期間で、定員100人を大きく上回る286人から応募がありました。7月以降には、第2次募集を行う予定であり、今後も市民が身近に省エネ活動に取り組める事業を通じて、脱炭素の啓発と意識醸成を高めていくことで、カーボンニュートラルの実現を目指していきます。

■中学校部活動の地域移行
地域に合った移行のモデル的な取り組みを検証するため、市スポーツ協会と鹿角地区吹奏楽連盟の協力により、実際の活動で生じる課題の把握や分析を行います。4月には、吹奏楽部を対象に1回目の楽器講習会を開催し、生徒や保護者、指導者からのアンケート結果などを踏まえて検証を進めているほか、運動部活動についても、検証事業を実施します。

問合せ:総務課行政班
【電話】30-0203

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