おらほの自治会 川原自治会(十和田)

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■川原大神楽を中心にまとまりのある自治会
会長：杉本正行(まさゆき)さん
川原自治会は、毛馬内地区の西側で月山神社里宮の付近一帯に位置する自治会です。
当自治会では、稲荷神社や毛馬内月山神社の清掃やクリーンアップなどの環境美化活動や、自治会独自の敬老会開催などの福祉活動などを行っています。昨年は、敬老会と福祉座談会を併せて開催し、65歳以上の会員には、社会福祉協議会のわいわいランチを活用してお弁当を配付したほか、地域包括支援センターから講師を招いた研修を行いました。
平成3年に市指定無形民俗文化財に指定された「川原大神楽」は、約350年の歴史があり、神楽獅子舞を伝承しています。毎年7月12日と13日に行われる月山神社例大祭では、12日に里宮で奉納、13日の本祭は毛馬内地区を練り歩きます。また、14日は自治会内の各家々を回り、はらい清めをしています。川原大神楽で使用する衣装は、これまでは会員が自前で準備していましたが、令和3年に集落活動応援事業費補助金を活用し、自治会で衣装を揃えたことにより、誰でも参加しやすい体制を整えました。また、8年前からは女性の参加もあり、華やかな印象となりました。
自治会の世帯数は少ないものの、まとまりがあることから、歴史ある川原大神楽の伝承ができていると思います。会員の高齢化が進み、後継者が少なくなっていますが、自治会で所有している川原大神楽の動画や冊子などの資料を活用し、地域の伝統行事を伝承していきたいです。

▽川原自治会(十和田地区)
世帯数：33
世帯人数：72人

問合せ：生活環境課コミュニティ推進班
【電話】30-0202