市民アンケートは、市が導入している行政評価制度の外部評価として、施策の効果とニーズを調査・把握するほか、市民の意識や意見などを集約し、今後の施策の推進に活用することを目的としています。
今年度は満18歳から74歳までの市民900人に配付し、インターネット回答を含む469人(回収率52・1%)から回答をいただきました。ご協力いただき、ありがとうございました。
※各項目の割合は、「満足」「どちらかと言うと満足」「はい(肯定)」と答えた割合です
■週1回以上の頻度で運動する割合 62・5%
前年を5・5ポイント上回りました。
コロナ禍を経て、あらゆる年代で運動の習慣が戻りつつあります。運動による健康づくりをさらに進めるため、短時間で簡単にできる運動の普及を進めていきます。
■RIZAP(ライザップ)健康セミナーを知っていた割合 39・9%
6割近い人に認知されていないことが分かりました。また、知っていたが参加しなかった割合は20・0%で、理由としては、「時間がない」が最も多くなっています。
■有料会員制スポーツジムを利用したい割合 24・9%
一定のニーズがあることが分かりましたが、「利用しない」と回答した人が4割以上いたことから、市民が気軽に運動に取り組むための機会創出の一つとして、慎重に検討していきます。
■テレフォン病院24事業を知っていた割合 44・3%
令和4年度の調査よりも15・1ポイント増加しました。
事業を周知するマグネットシートの全戸配布などにより、相談件数・入電件数ともに増加しています。医療機関の負担を軽減するため、認知度が低い若年層を中心に、さらに周知を強化していきます。
■1年間に芸術鑑賞に親しんだ割合 43・7%
前年を0・4ポイント下回りましたが、芸術鑑賞した人のうち、文化の杜交流館コモッセで鑑賞した人は73・6%で、昨年度より5・4ポイト増加しました。
■1年間にコモッセを利用した割合 60・2%
昨年度より2・3ポイント減少し、特に30歳未満と30代では、20ポイント近く減少しました。
利用しない理由としては、「行く機会がない」と回答した人が多かったことから、複合施設の利便性と情報発信を強化することで、多くの市民が学び、集い、交流する施設となるよう目指していきます。
■中心市街地の環境に満足している割合 55・9%
前年を2・2ポイント下回りました。
不満と感じる理由として、公共交通機関が不便であること、駐車場が少ないことが最も多く挙げられているほか、飲食店などの店舗の少なさから、活気がないことも挙げられています。
■昨年度に空港を利用した割合 12・4%
空港利用者は多くありませんが、利用者のうち3分の2が大館能代空港を利用しています。
大館能代空港の利用促進のため、片道につき5千円の運賃を助成していますが、この制度を70%以上が「知らなかった」と回答しています。
空港利用の効果的なプロモーション活動について、周辺自治体と連携して進めていきます。
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