◆熱中症を予防しましょう
~熱中症は、正しい知識で適切に対応すれば未然に防げます~
全国では毎年、非常に多くの方が熱中症により救急搬送されています。昨年は、5月から9月までの全国における熱中症による救急搬送人員の合計が7万1029人となり、調査開始以降、過去3番目に多い数値を記録しました。特に、記録的な暑さとなった6月の救急搬送者は、1万5969人と6月としては調査開始以降最も多くなりました。
熱中症は、正しい知識を身につけることで、未然に防ぐことができます。こまめな水分補給や、適切なエアコンの使用など、一人一人が熱中症予防を心がけていただくようお願いします。熱中症の危険性が極めて高いと予測される日の前日夕方、または当日早朝に「熱中症警戒アラート」が全国の都道府県ごとに発表されます。アラート発表時は、外出を控えるなど、予防を徹底していただくようお願いします。
■熱中症とは
熱中症は、温度や湿度が高い中で、体内の水分や塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れ、体温の調節機能が働かなくなり、立ちくらみ、頭痛、吐き気、ひどいときには、けいれんや意識をなくすなど、様々な障害をおこす症状のことをいい、最悪の場合は死に至ることがあります。
■熱中症にならないために心がけること
熱中症は、正しい知識を身につけることで、未然に防ぐことが可能です。本格的な夏が始まりますので、熱中症の予防にご協力お願いします。
・応答がおかしい時はためらわずに119番!
・のどがかわいてなくても水分補給を!
・エアコン、扇風機を使おう 部屋の温度をこまめに確認しよう!
・涼しい服装をしよう 帽子などで日よけ対策を!
・熱中症警戒アラート発表時 外出をできるだけ控え、暑さを避けよう!
■高齢者は特に注意が必要です!!
1.体内の水分が不足しがちです
体内の水分量が少ないため、こまめな水分補給を行う必要があります。
2.暑さに対する感覚機能が低下しています
暑さに対する感覚が鈍くなっています。暑いと感じなくてもエアコンを使用しましょう。
3.暑さに対する体の調整機能が低下します
体に熱がたまりやすく、暑いときには循環器系への負担が大きくなります。
お問い合わせ先:消防庁のホームページに掲載されている「熱中症情報」や「救急お役立ちポータルサイト」も合わせてご覧ください。
・熱中症情報ホームページ
・救急お役立ちポータルサイトホームページ
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