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自治体の皆さまへ

地域を変える新しい力 地域おこし協力隊 Vol.7

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地域おこし協力隊として活躍する皆さんに、地域での活動や生活の様子などをうかがいます。

■チャレンジ精神旺盛な地域で和ハーブを観光資源につなげていきたい

島根県 出雲市
朝枝 尚子さん
・令和4年4月着任
・島根県出身(Uターン)

Q 地域おこし協力隊に応募したきっかけは?

出身は島根県安来市なのですが、滋賀県に長らく暮らしていました。いつかは戻ってきたいと思っていた中で、娘の進学を機に、出雲市の地域おこし協力隊に応募。島根半島中央部の伊野地区に赴任しました。

Q 出雲市伊野地区はどんなところですか?

チャレンジ精神が旺盛で実行力のある方が多く、地域づくりなどが活発なまちです。子どもが参加できるイベントも多く行っています。開放的な土地柄で、私が赴任した際も「来てくれてありがとう」と多くの方に歓迎していただきました。活動する際にもいろんな方につないでいただいたり、移住者にもやさしいまちだと思います。

Q 地域おこし協力隊としてどんな活動をしていますか?

最初のうちは地域の皆さんに覚えていただくために、いろんな活動に参加しました。成果の1つとして、地域でつくられていた焼き肉のたれを、今年の5月に「inonotare(イノノタレ)」として商品化しました。お肉だけでなく、野菜のドレッシングとしてもおいしいです。私はパッケージや販売を担当しているのですが、これも地域の方々に積極的に動いていただいたからこそできたことです。

Q 今後の目標は?

以前から、クコやアカネといった和ハーブに興味があり、それを観光などにつなげられないかと考えています。出雲市には昔から薬草文化があって、各地で探究会などが開かれているので、例えばそれを集約して地域ブランド化できるような流れをつくってみたいです。

地域おこし協力隊とは、都市地域から人口減少や高齢化等の進行が著しい地域に移住して、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこし支援や、農林水産業への従事、住民支援などの「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図る取組です。隊員は各自治体の委嘱を受け、任期は概ね1年以上、3年以内です。総務省では、隊員数を令和8年度までに10,000人に増やすという目標を掲げており、この目標に向け、地域おこし協力隊等の強化を行うこととしています。

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