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自治体の皆さまへ

地域を変える新しい力 地域おこし協力隊 Vol.4

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地域おこし協力隊として活躍する皆さんに、地域での活動や生活の様子などをうかがいます。

■観光客誘致と同時に島の子どもたちにも貢献できることを

沖縄県 多良間村
小川裕二さん
・令和3年10月着任
・東京都出身

Q 地域おこし協力隊に応募したきっかけは?

東京でよく通っていた沖縄料理の居酒屋さんがあって、そこのオーナーが多良間島近くの水納島の出身でした。そのご縁もあって多良間に訪問したのですが、自然や住民の皆さんの素晴らしさに感動して、いつか移住したいと考えていました。そんなとき、多良間村で地域おこし協力隊の募集があることを知ったのがきっかけです。

Q 多良間村に暮らしてみた印象は?

多良間島は信号が1つしかなくコンビニもありませんが、人との交わりは濃いです。住民の方々は島に強い誇りをもっていて、文化や風習など何が大切なことかをよく知ってらっしゃいます。そうしたことを一つひとつ気づかされることは、東京で暮らしている間はなかったですし、自分にとっても大切なことだと感じています。毎日がとても有意義です。

Q 地域おこし協力隊としてどんな活動をしていますか?

今年から観光協会も兼務しており、旅行客への対応やイベントの準備などに携わっています。また、島に自生しているハマダイコンのプロジェクトにも力を入れています。かいわれ大根のような味でそのまま食べたり、和え物にもぴったりな食材ですが、ゆくゆくは特産品として観光につなげたいと考えています。

Q 今後の目標は?

今、私が勤めている建物が地域振興拠点施設なので、観光客誘致と同時に、島の子どもたちが集える場にもしたいです。中学校までしかない島では、子どもたちが帰ってくることが何より重要ですから。まずは、100円で買える駄菓子を揃えて、気軽に立ち寄れる場所にできないかと思っています。

地域おこし協力隊とは、都市地域から人口減少や高齢化等の進行が著しい地域に移住して、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこし支援や、農林水産業への従事、住民支援などの「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図る取組です。隊員は各自治体の委嘱を受け、任期は概ね1年以上、3年以内です。総務省では、隊員数を令和8年度までに10,000人に増やすという目標を掲げており、この目標に向け、地域おこし協力隊等の強化を行うこととしています。

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