文字サイズ
自治体の皆さまへ

地域を変える新しい力 地域おこし協力隊 Vol.5

1/17

総務省 ホームページ利用規約等

地域おこし協力隊として活躍する皆さんに、地域での活動や生活の様子などをうかがいます。

■まちのさらなる魅力を形づくって発信していきたい
福井県 勝山市
山崎瑠美さん
・令和4年7月着任
・神奈川県出身

Q 地域おこし協力隊に応募したきっかけは?

もともと、「世の中に必要とされなかった何かを誰かの希望に変える」というコンセプトで規格外の野菜や廃棄される素材を使った製品をつくる事業をしていました。そんなとき、勝山市の縫製工場で余った布を活用して欲しいというお話があり、それから何度か訪れているうちに、このまちにもっと深く関わっていきたいなと思ったのがきっかけです。

Q 勝山市の印象は?

勝山市は恐竜のまちとしても知られていますが、繊維産業が古くから盛んなまちです。機織りから縫製、組紐など様々な企業があり、それぞれが日本に誇るものづくりをしています。 そして、 地域発展のため、前向きに活動をしている方がたくさんいらっしゃいますね。

Q 地域おこし協力隊としてどんな活動をしていますか?

「デザイン思考を地域に取り入れた、サステナブル・プロジェクトとその発信」をテーマに活動しています。例えば、組紐工場の製造過程で余った糸を使って6色レインボーのプロダクトを企画製造し「ダイバーシティへの理解促進という新しい役目をもって生まれかわる」といった社会的価値を付加するモデルづくりもしています。また、勝山のものづくり文化を通じて、勝山の風物詩を日本の風物詩にすることを目指すイベント「勝ちフェス」では、鯉のぼりでストリートかっぽう着をつくり、ステージ衣装としても活用しました。

Q 今後の目標は?

勝山市のさらなる魅力づくりを続けることで、若者の地元定着へもつながったらとも思います。また、こうした活動の発信を重ねていくことが重要で、何をどう伝えたら、広く伝わるかをまちの皆さんと一緒に考えていきたいと思います

地域おこし協力隊とは、都市地域から人口減少や高齢化等の進行が著しい地域に移住して、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこし支援や、農林水産業への従事、住民支援などの「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図る取組です。隊員は各自治体の委嘱を受け、任期は概ね1年以上、3年以内です。総務省では、隊員数を令和8年度までに10,000人に増やすという目標を掲げており、この目標に向け、地域おこし協力隊等の強化を行うこととしています。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU