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自治体の皆さまへ

地域を変える新しい力 地域おこし協力隊 Vol.10

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地域おこし協力隊として活躍する皆さんに、地域での活動や生活の様子などをうかがいます。

■猪苗代町への移住・定住へつながる活動を続けていきたい

福島県 猪苗代町
加藤律樹(りき)さん
・令和4年5月着任
・埼玉県出身

Q 地域おこし協力隊に応募したきっかけは?

大学を卒業して大手のホテル会社に就職しました。赴任地が裏磐梯のホテルだったのですが、この地域の豊かな自然と過ごしやすさに魅了されましたし、多くの友人にも恵まれました。会社は4年ほど勤務して退社し地元に戻りましたが、もっと磐梯高原エリアで地域に関わる仕事がしたいと思い、友人から教えてもらった猪苗代町の地域おこし協力隊に応募しました。

Q 猪苗代町はどんなところですか?

スーパーや病院など、生活に必要な施設はそろっているので、不便さはありません。赴任してから、バイクにカメラ、キャンプと趣味もたくさん増えました。まちの人たちはとても活発で、チャレンジする人に寛容です。移住者にも優しいまちです。

Q 今後の目標は?

赴任した年の7月に、地域限定旅行業の「KAtrip(かとりっぷ)」を個人事業主として開業しました。猪苗代のたくさんの見どころを自転車で回るツアーなどを、地域の皆さんの協力を得ながらつくっています。こうした取組を続けながら、猪苗代町のファンを増やしていく地域貢献ができればと考えています。

Q 地域おこし協力隊としてどんな活動をしていますか?

商工観光課に所属し、主に移住・定住促進と観光促進関連の業務を行っています。猪苗代町では、移住・定住を検討されている方を支援するための「移住・定住相談ワンストップ窓口」を設けていて、こちらの担当もしています。

地域おこし協力隊とは、都市地域から人口減少や高齢化等の進行が著しい地域に移住して、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR 等の地域おこし支援や、農林水産業への従事、住民支援などの「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図る取組です。隊員は各自治体の委嘱を受け、任期は概ね1年以上、3年以内です。総務省では、隊員数を令和8年度までに10,000人に増やすという目標を掲げており、この目標に向け、地域おこし協力隊等の強化を行うこととしています。

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