■TOPICS 02 オーバーツーリズムの課題解消を目指す
AIカメラの活用
三峯神社には年間約60万人もの参拝者が訪れることから、最寄りの市営駐車場や周辺道路は紅葉シーズンや連休などに渋滞が発生します。
オーバーツーリズムによる混雑の緩和に向け、秩父市は今年2月、総務省補助事業の採択により、スタートアップ企業の株式会社バカンと協働で、AIカメラで混雑状況を測定、可視化し、Webサイトでその情報を配信することにより渋滞の発生を未然に防ぐ事業を開始しました。
三峯神社に向かう人に渋滞状況を確認してもらうことで分散を図れるだけでなく、Webサイトに飲食店や土産物店、レジャー施設などの情報も掲載、参拝前後に楽しむ選択肢を示して、周遊観光を促す効果を期待できる取組です。
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