◆マイナンバーカードを活用した電子図書館
福島県昭和村では、村民全員に等しく読書を通した学びの機会を提供し、質の高い暮らしや、社会教育の充実を図ること等を目的として、マイナンバーカードを活用した電子図書館を開館しています。
利用者は、専用アプリでマイナンバーカードの署名用電子証明書を使用して認証を行うことにより、公民館へ出向くことなく、完全オンラインでサービスを利用することができます。
これまで、公民館の図書室では、開館時間内に来館できないなど様々な理由で図書室が利用できない村民に読書を通した学びの機会を提供できず、また、村内に書店はなく、図書の購入には、オンライン購入か近隣の市町まで出向く必要がありましたが、電子図書館の開館により、いつでもどこでも図書の貸し出しができるようになりました。
利用者からは「自宅に居ながら、時間に関係なく図書館を利用することができ、大変使いやすい」との声をいただいており、さらなる利便性向上のため、蔵書数を増やしていくところです。
村では、今後もマイナンバーカードを活用した村民の利便性の向上につながる取組を推進するなどし、「先端的過疎へ挑戦」していくことを目指してまいります。
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