【特集4】消防団を中核とした地域防災力の充実強化
■消防団の現状
○消防団員数は年々減少。令和5年4月1日現在、前年に比べ2万908人減少し、76万2,670人となっており、令和4年以降、2年連続で前年比2万人以上減少している。
○近年、退団者数は高い水準で推移。入団者数は、令和5年調査においては、やや持ち直して8年ぶりの増加となったものの、減少傾向にある。
○一方、女性消防団員数(前年比1.3%増)、学生消防団員数(前年比15.0%増)、機能別消防団員数(前年比8.0%増)は増加傾向にある。
■消防団の充実強化の取組
○女性や若者をはじめ、幅広い住民の更なる入団促進を図るため、
・今田耕司やゆりやんレトリィバァなど、知名度の高いタレントを起用したポスターやPR動画の作成
・若者が触れる機会の多いSNSを活用した情報発信
・消防団員として活動した学生に対してその実績を認証する「学生消防団活動認証制度」の普及促進などを実施。
○また、「消防団の力向上モデル事業」により、女性や若者等に対する広報や、企業・大学等と連携した消防団への入団促進など、女性・学生・機能別消防団員の確保等をはじめ、消防団の充実強化に向けた地方公共団体の先進的な取組を支援。
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