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《特集》もしものときもワイドFM!(1)

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ワイドFMを聴いてみよう!

◆ワイドFM(FM 補完放送)とは!
ワイドFM(FM補完放送)とは、AM放送局の放送エリアにおいて、難聴対策や災害対策のために、平成26年よりFM放送用として使用可能となった周波数(90.0~94.9MHz)を加えたFM放送用の周波数(76.1~94.9MHz)にてAM放送の放送番組を放送するものです。

・臨場感あふれるFM 放送用ステレオ放送!
・FMの電波だから、音がクリア!
・高いビルやマンションでも聴ける!
・ビル等に囲まれた場所でも!
建築物の影響で受信環境が悪くても大丈夫
・海外電波からの混信回避も!
海外電波とは異なるFM電波で改善
・放送局が遠い山間部でも!
電波が届きにくい地域の受信環境を改善
・海岸部の、災害時でも!
アンテナが高いところにあるから安心

◆ワイドFMの特徴やAM放送との違いとは!
ワイドFMは、AM波で電波が届きづらい建物の中や高層ビルに囲まれた場所、AM放送局からの距離が遠く、その上、山などで影になっている場所でも、FMの周波数でAM放送を聴くことができます。つまり、ワイドFMなら今まで聴こえづらかった場所まで、ラジオにとって良好な環境に変えることができます。
AM放送は、526.5~1606.5kHzの周波数を使用し、FM放送は、76.1~94.9MHzの周波数を使用します。周波数や変調方式の違いにより、電波の届く範囲等が異なりますが、特にFM波の音質は、AM波に比べて雑音が少なく、クリアな音で放送を楽しむことができます。
AM放送のアンテナは、送信周波数との関係からFM放送より大型の物を設置する必要があり、また、伝導率の高い土地(多くの水分を含んだ土地)が必要であるため、海や河川近くの広い土地に設置されていることが多くあります。それに対し、FM放送のアンテナは基本的には高層建築物や山頂といった高所に設置されるため、津波や洪水の被害を受ける可能性が低いことも特徴の一つです。

◆ワイドFMを聴くことができる受信機とは!
ワイドFMを聴取するには、従来のFM放送用の周波数(76.1~89.9MHz)に加えて、平成26年よりFM放送用として使用可能とした周波数(90.0~94.9MHz)に対応したラジオ受信機が必要です。お手持ちのラジオ受信機の対応周波数帯域を是非ご確認いただければと思います。

◆ワイドFMで災害に備えるためには!
昨年度発災した能登半島地震をはじめ、ここ数年は地震や豪雨災害等、大きな被害を伴う災害が日本全国で頻繁に発生しています。そのような災害が発生した際に、被害に遭われた方々が安全・安心を確保するために必要な情報を得る手段として、受信機が電池のみで長時間稼動するラジオは重要な役割を果たします。
ワイドFMを聴取できる端末があれば、いざという時に絶えず情報を得られる可能性がより一層高まります。日常から是非ワイドFMをお聴きいただき、災害等の不測の事態が起きたとしても、支障なくラジオを聴けるように備えてみてください。
総務省としては、FM補完中継局の整備等に対する支援や、ワイドFMの認知度を上げるための周知広報活動に引き続き取り組んでまいります。

◆ワイドFMの周知広報とは!
平成29年度よりワイドFMの周知広報活動を開始しました。全国のAMラジオ放送局や各総合通信局等でのポスター・チラシの掲示、新聞広告への掲載、YouTube総務省動画チャンネルによるWeb動画配信等を通じて、周知広報に取り組んできました。
令和5年度は、「もしも(・・・)のときもワイドFM!」をコンセプトに設定し、昨年度から引き続き声優の雨宮天(あまみやそら)さんと俳優の守谷菜々江(もりたにななえ)さんにご出演いただき、AIに扮した雨宮さんが災害時のワイドFM聴取のメリットを守谷さんに対話形式で伝えるドラマテイストなWeb動画を作成いたしました。また、「令和6年2月26日から同年3月29日」までを「ワイドFM広報強化期間」と設定し、Web動画公開及びポスターの掲載等を行いました。公開したWEB動画の視聴回数は同年3月31日時点で122万回を上回り、幅広い世代の方にワイドFMを知っていただける機会となっています。Web動画に関しては、ページ左に記載のWebサイトから視聴可能ですので、是非ご覧ください。こちらの周知広報を通じて、ワイドFMに興味を持っていただければと思います!

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