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地域DXのヒント

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石川県金沢市
デジタル化の中心となるリーダーの育成だけでなく全職員への研修を実施する取組

地域 DXのヒント第3回は、デジタル技術の活用を全庁に広めるための職員の育成に力を入れている事例を紹介します。
金沢市は、令和元年には「金沢市ICT活用推進計画」を策定し、RPA、AI等の活用により業務改善を進めてきました。しかしながら、今後更なる業務の増加・職員の減少が見込まれる中で、業務自体の抜本的変革を進められるよう、職員のさらなる育成に取り組む必要があると考えたそうです。そこで、デジタル化に関わる職員だけでなく、現場の事務を担う職員を含めた全職員の意識変革と、それを実践する「デジタル行政推進リーダー」を育成するための研修を、令和3年の「金沢市デジタル戦略」の策定を機にスタートしました。
一般職員向けの研修では、経済産業省や総務省が提供する学習動画などを活用し、サービスデザイン思考やセキュリティなどの情報リテラシーを高めるための研修を行っています。
一方、リーダー向けの研修では、DXの基礎知識やデジタルツールを学習し、デジタルを活用した新規施策の提案を実施することを行います。これによって、デジタルツールの習得や知識の獲得だけでなく、市民目線での課題発見や解決に向けたサービスデザイン思考の習得を図ります。
こうした研修を通じて、デジタル部局主導ではなく、現場(担当課)主導によるRPAや電子申請等のデジタルツール活用による業務効率化が進みました。
金沢市は今後もデジタル人材の育成を推進し、約 100 ある全課へリーダーを配置することを目指します。

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