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地方のかがやき 栃木県 真岡市(2)

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◆TOPICS 01 DX人材認定制度で職員のレベルアップを図る
デジタル人材確保・育成の取組

デジタルとアナログを融合させて市民や職員などすべての関係者に優しいハイフレックス市役所の実現を目指す真岡市は手続のオンライン化を拡充する一方で、おくやみワンストップサービスを開始するなど市民サービスの向上に取り組んできました。
令和5年には職員研修、環境整備、評価・認定を柱とするDX人材育成方針を打ち出すとともに、職員のレベルアップを図るため、DX人材認定制度を設け、各部署で希望者を募り、業務課題を検討して改革案を作り上げるワークショップ形式の研修を実施したうえで21名の受講者をDXアドバイザーとして認定しています。
DXアドバイザーはプロジェクトを提案し、その実現度に応じて、リーダー的役割を果たすDXエキスパートに、さらにマネジメントを担うDXスペシャリストに認定する仕組みとしています。

◆TOPICS 02 市民による社会実験で中心市街地を活性化
「まちつく」

公共空間を生かすことで中心市街地の活性化を目指す市民によるまちづくり実験プロジェクトが「まちをつくろう」、通称「まちつく」です。
令和3年に公募した高校生など20人のメンバーで活動を始め、以来、高校生や大学生などが五行川の河川敷でのマルシェや小中学生に勉強を教える「寺子屋ドーナツ」、図書館での夜の映画会などを企画、実行してきました。
参加した若者にとっては、学校と家の行き来だけでは気づかなかったまちの魅力を知るきっかけになります。
若者が熱心に取り組んでいる姿に大人が触発される効果もあり、真岡まちづくり株式会社や栃木プロレスとの協働事業など活動は広がりを見せることに。
同プロジェクトは高く評価され、地域再生大賞優秀賞やグッドデザイン賞などを受賞しています。

◆TOPICS 03 多様なニーズに応えられる観光拠点
いがしらリゾート

市の北部には日本の都市公園100選に選ばれた栃木県の都市公園である井頭公園があり、この近くに観光いちご園、さらに市の施設である井頭温泉・宿泊施設「チャットパレス」・農産物販売交流施設「あぐ里っ娘」があります。
真岡市はこのエリアの周遊性を高め、多様なニーズに応えられる観光拠点としていくため、令和2年度に栃木県や各施設の指定管理者などと井頭周辺エリア活性化協議会を発足させて検討を開始、エリア名称を「いがしらリゾート」と命名し、各施設の設備の拡充、アウトドア(連携イベントの実施)など、エリア全体のブランド力の強化に取り組んでいます。
コンセプトは「楽し、癒やし、美味し」。豊かな自然に包まれた広大なエリアではプールやサイクリング、アスレチックといったアクティビティ、天然温泉、グランピング、いちご狩りなどで幅広い年齢の人たちが年間を通して楽しむことができます。
各施設の来訪者はコロナ禍の時期から急回復しており、真岡市では今後もエリアのブラッシュアップを進めて行く計画です。

・「万プー」「栃木の海」と呼ばれて親しまれる井頭公園の「一万人プール」。流れるプールやウォータースライダー、波のプールなどがある。
・ウッドテラスが付いていて、バーベキューなどを楽しめる1棟貸しのドームテント。「チャットパレス」のグランピング施設として整備された。
・「チャットパレス」の宿泊施設の樹々に囲まれたトレーラーハウスのキャビン。リビングやキッチン、シャワールームを備える。

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