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《特集》電話リレーサービスの新たなサービス「ヨメテル」が始まりました!(3)

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■文字表示電話サービス「ヨメテル」が始まります!
現行の「電話リレーサービス」は、双方の会話を、手話または文字と音声を通訳するサービスのため、電話で相手先の声が聞こえにくく、自分の声で話したい人や、スマートフォンなどでの文字入力に不慣れな方にとっては使いにくいという課題がありました。
そこで、スマートフォンを使って自身の声で相手方に話し、通話相手の声を文字で読むことができる、文字表示電話サービス「ヨメテル」が開発され、令和7年1月からサービスが始まりました。

■「ヨメテル」の使い方

◇聞こえにくい方が電話をかけるとき
「ヨメテル」の専用アプリをインストールして利用登録をします。電話番号は050から始まる番号が付与されます。電話リレーサービスをすでにお使いの方の場合は、手続きをすれば同じ電話番号を使うことができます。また、「ヨメテル」をお使いの方が「電話リレーサービス」を使う場合も、手続きをすれば「ヨメテル」で取得した電話番号で「電話リレーサービス」を使うことができます。
きこえる人の声を文字で表示する方法は、AIの音声認識による表示と文字入力オペレータによる表示の2パターンが用意されており、利用者は通話ごとにそのいずれかを選択することが可能です。
「ヨメテル」で電話をかけると、最初に通話の相手方に「電話リレーサービスのヨメテルです。あなたの声を文字にして、相手に表示します。はっきりとお話しください。」という音声ガイダンスが流れます。音声ガイダンスの後に相手方とつながりますのでお話しください。
現行の電話リレーサービスと同じく公共インフラとして24時間365日利用でき、緊急通報(110、118、119)が可能です。

※「電話リレーサービス」と「ヨメテル」の電話番号は同一にできますが、それぞれのサービスを利用するには専用アプリが必要になります。
※緊急通報の場合は文字入力オペレータによる文字表示のみの対応となります。

◇[きこえる人が電話を受けるとき]
きこえる人には利用登録などの特別な作業が発生することはありません。通常の電話と同じように着信があり、また発信することができます。
電話を受ける方法と流れは、以下のとおりです。
1.固定電話または携帯電話に、通常の電話と同様に着信があります。
2.「電話リレーサービスのヨメテルです。あなたの声を文字にして、相手に表示します。はっきりとお話しください。」というアナウンスが流れます。
3.きこえる人が話した内容は、文字入力オペレータまたは自動音声認識(AI)により文字化されてヨメテル上で表示されます。通話相手となるヨメテルの利用者の声は直接届くので、いつもの通話と同じように応答してください。
4.用件が済んだら、通常どおり電話を切ります。なお、電話を受ける側には金銭的な負担が発生することはありません。

◇[きこえる人が電話をかけるとき]
きこえにくい人に電話をかける場合も、通常の電話と同様です。ヨメテルに登録している人は、IP電話と呼ばれる050から始まる11桁の電話リレーサービス専用の電話番号を保有しており、その番号に電話をかけると自動的につながります。電話を受けるときと同様に会話をしてください。

きこえる人が発信する場合は、IP電話へ発信する際と同じ通話料金が適用されます。(ご契約している電話会社や契約プランにより異なります)。

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