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【tsulunos PLUS】+ヒストリー 『あの日』にタイムスリップ

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群馬県

■昭和36年(1961年)7月18日(火)群馬音楽センター開館
○市民の寄付金を集めて建設された“理想の公共建築”
群馬フィルハーモニーオーケストラ(現在の群馬交響楽団)の音楽活動が注目され、昭和31年に全国で初めて、群馬県が「音楽モデル県」として指定されました。これをきっかけに高崎市に音楽センターを求める動きが高まり、行政・市民が一体となって建設運動を展開。市民から3,500万円もの寄付を集め、群馬音楽センターが開館しました。市民の意思を尊重して設計され、当時は“理想の公共建築”と高く評価されました。

・昭和36年(1961年)7月18日付 上毛新聞

○音楽のある街にふさわしい高崎市の文化のシンボル
開館から令和元年9月まで、群響の本拠地として定期演奏会を中心に、さまざまな公演が催されてきました。施設についても高く評価され、平成3年には群馬音楽センターの前庭(まえにわ)が、国土交通省主催の手づくり郷土(ふるさと)賞(施設部門)を受賞。平成11年にはDOCOMOMO Japan(ドコモモジャパン)が選定する「日本の近代建築20選」にも選ばれました。折板(せつばん)構造(不整形折面せつめん架板かばん構造)の独特な外観は、日本の代表的なモダニズム建築の1つとされ、高崎市の文化の象徴として親しまれています。

・音楽を愛する市民の協力により着工
・設計は日本の近代建築に大きな影響を与えた巨匠、アントニン・レーモンド氏

■群馬・日本・世界 出来事
昭和36年・うし-1961年-
・1月20日(金)
ジョン・F・ケネディ 第35代アメリカ大統領就任
・4月3日(月)
NHK朝の連続テレビ小説が放送開始
・4月12日(水)
旧ソ連が人類で初めて有人宇宙飛行に成功

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