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自治体の皆さまへ

日本最先端のデジタル県 群馬 (1)

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群馬県

■県の取り組みが日本DX大賞2023 2部門受賞
県の取り組みが「日本DX大賞2023」において「人と組織部門」と「行政機関・公的機関部門」の2部門で入賞しました。
「人と組織部門」では「日本最先端クラスのデジタル県」を目指す本県のDX推進体制や取り組みが評価され、大賞を受賞しました。また「行政機関・公的機関部門」では「ぐんま大雨時デジタル避難訓練」が優秀賞を受賞しました。
県ではこの2つの受賞を弾みに、県民の皆さまに一層住みやすく、便利な生活をご提供できるよう、さらなるDXの推進を加速していきます。

※日本のDX推進事例を発掘・共有するコンテスト(主催:日本DX大賞実行委員会)

▼そもそもDXって
デジタルトランスフォーメーションの略称で、デジタル技術を活用して生活をより良く変革するもの

▼日本DX大賞への応募を担当した小林さんにお話を聞きました
県庁デジタルトランスフォーメーション戦略課 推進係長 小林 純一さん

Q 今回の受賞ではどのような点が評価されたのですか?
「人と組織部門」では、職員主体で取り組むDXの推進体制が評価されました。「職員が教え合い、学んだことを業務に生かすことで、新たな教え合いにつながるという循環が非常にうまくできている。圧倒的な1位だった」と評価をいただきました。
「行政機関・公的機関部門」の「デジタル避難訓練」では、県民全体を対象としている点や防災という全自治体共通の課題に取り組んだ点が評価されました。審査員からは「日本全体のレジリエンスを高める可能性のある取り組みである」とのコメントをいただきました。

※想定外の大規模な災害時においても、致命傷を回避しつつ被害を最小化する「防災力」、そして県民の暮らしや経済活動を速やかに立ち直らせる「回復力」のこと。災害に対する強靭性

Q 県ではどのようにDXに取り組んでいますか
「職員が主体的に取り組む」「できることは自分たちでやる」「利用者視点」の3点を意識して取り組んでいます。
特に「利用者視点」を大切にしています。例えば「デジタル避難訓練」であれば、さまざまな防災情報をまとめることで、個別に探す必要をなくした他、防災情報の確認順序が自然に分かるようにしたことなどがご好評をいただいています。まだ使ったことがない人は、台風の時季の前にぜひやってみてほしいです。

Q 今後の目標を教えてください
普段あまり意識していなくても、例えばキャッシュレス決済を使っている、飲食店や宿泊施設をインターネットで予約したことがあるなど、生活の中でデジタルの恩恵を受けている人は多いと思います。
一方で、デジタルに苦手意識がある人や、パソコン・スマートフォンを使っていない人もいます。
行政サービスにおいては、一人一人が自分に合った方法でサービスを受けられるよう配慮するとともに、デジタルの活用により、県民の皆さまが「便利だな」とか「手間が減ったな」と感じられるサービスをさらに増やしていきたいです。
現在、県内のさまざまな分野でDXが進められているので、企業や市町村などの取り組みと一体となって「最先端クラスのデジタル県」の実現に向けて取り組んでいきます。

▼県の身近な取り組みを紹介!
○デジタル窓口
登録や申請などのデジタル手続き機能や情報提供の場として、LINE公式アカウント「群馬県デジタル窓口」を開設しています。友だち登録者数は80万人弱(7月26日時点)で、全国の自治体でトップクラス!
皆さんの生活に役立つさまざまな情報を配信していますので、ぜひご登録をお願いします。
詳細はLINE公式アカウント「群馬県デジタル窓口」から(本紙二次元コードをご覧ください)

○デジタル避難訓練
県民の防災意識向上を目的に「ぐんま大雨時デジタル避難訓練」を実施しています。約5分の訓練でハザードマップや避難先、避難の時期、防災情報・避難方法などが、いつでも確認できます。
9月には抽選でプレゼントが当たる「ぐんま大雨時デジタル避難訓練2023(台風編)」を実施予定です。ぜひご参加ください!

○電子申請システム
インターネットで簡単に、県や一部の市町村の行政手続きなどに関する申請や届け出ができます。

(利用できる手続きの例)
・ぐんま広報へのご意見・ご感想、クロスワードパズル・数独クイズへの応募
・不動産取得税などの税金に関する申告・申請
・試験・各種イベントの申し込み など

『ぐんま電子申請受付システム』←検索

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