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山本一太の知事コラム

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群馬県

■医学部地域枠の増員・新設で若手医師の増加を期待
県民が安心して日々の生活を送るためには、365日昼夜を問わず、十分な医療提供体制を構築する必要があります。そのために1人でも多くの若手医師に、県内で活躍してもらうことが極めて重要です。
群馬県では医学生や現役の医師の皆さんと意見交換を行い、現場のニーズを反映した、より実効性のある医師確保対策「ドクターズカムホームプロジェクト」に力を入れています。
そうした観点から、今年6月に都内で開かれた、研修病院合同説明会「レジナビフェア」に参加しました。全国から集まった医学生の皆さんに群馬県の病院を選んでもらえるよう、私自らアピールを行いました。
9月30日には、県内の病院で勤務する6人の女性医師の皆さんと意見交換し、子育て中の働き方などの意見をいただきました。男女を問わず安心して医療に携われる環境をつくるためには、医師の数を確保することも大切であると、改めて強く感じました。
そしてこの度、若手医師確保のため、群馬大学医学部地域枠を、18人から23人に増員しました。併せて、群馬県としては初めて県外大学に医学部地域枠を4人分新設することとしました。これらは国に正式に承認されれば来年4月の入学者から適用されます。なお医学部地域枠とは、医学生に修学資金を貸与し、卒業後に特定の地域や病院で一定期間勤務すると返済が免除される制度です。
群馬で医師を志す若者を増やしていくために、今後ともこうしたさまざまな取り組みを行っていきたいと思います。

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