■群馬県とベトナムの双方に有益な関係を構築していく
去る12月15日(金)に、ベトナムのファム・ミン・チン首相が来県されました。2名の国務大臣やヒエウ駐日ベトナム大使を含む、総勢約50人の大訪問団でした。今回のチン首相の来県は、昨年10月に私がベトナムを訪問した際、来日の際はぜひ群馬県に来てほしいと呼びかけたことが早々に実現したものです。
群馬県庁での会談では、私から「群馬県がこれまでベトナムとの関係を重視してきたこと、そして今後は相互投資の促進などによって、この関係性をさらに深めていきたい」ということを伝えました。チン首相からは「交流をさらに強化して、力を合わせて双方の発展につなげていきましょう」と力強い言葉をいただき、互いの連携促進を確認しました。
会談後、チン首相立ち会いの下、群馬県とベトナム北部に位置し多くの日本企業が進出するハナム省との間で、経済交流などに関する基本合意書を締結しました。これにより、両地域間で貿易や投資、人材交流などを進めていく環境を整えることができたと考えています。
ベトナムは、県内企業にとって生産拠点やマーケットとして魅力的な投資先の1つです。また多くのベトナム人が県内企業で働き、活躍しています。今後も引き続きベトナムとの協力関係を強化して、県内経済の発展につなげていきたいと考えています。
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